氷川きよし、発表
活動休止中の演歌歌手・氷川きよしが、デビューから24年間在籍した長良プロダクションを3月末に独立。4月27日に新会社KIIZNA(キズナ)設立と8月からの活動再開を発表した。
「氷川さんの新芸名kiina(キーナ)は、昨年5月に長良プロが商標登録を出願した。その前から2代目のY社長と氷川さんはソリが合わず、金銭問題を含めて感情的な対立がありました。氷川さんの独立について事務所スタッフに聞いても、かん口令が敷かれているのか、口が重い。活動再開は見切り発車ではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
氷川にとって芸能界の育ての親とされる長良プロ会長で、演歌界のドンと呼ばれた故・長良じゅん氏が2012年5月にハワイのゴルフ場で不慮の事故死。
その前に長良プロ社長を継いでいた長男のY氏に対し、氷川は「愛情がない」と側近に漏らしていたとされ、両者の関係は良好ではなかった。
「約5年前に氷川さんがイメチェンした際、Y社長が反対したことで関係はさらに悪化。一昨年9月にY社長が金の遣い込みを疑って、幹部社員に暴行を働いたという記事が週刊文春で報じられ、幹部社員をはじめ数名の社員が退社。これで氷川さんは歌手活動休止を機に独立の意思を固めたんです」(同・関係者)
氷川は2023年1月から活動休止に入ったが、契約継続を望む長良プロ側との話し合いは平行線を辿ったままの状態が続いた。
前述のように、長良プロは氷川の独立を阻止する狙いがあるのか、昨年5月、特許庁に『kiina』の商標登録を出願した。
「出願が認められれば、氷川は登録日から10年、kiinaの芸名が自由に使えなくなる。kiinaは、氷川自身が自由に生きたいとの願いを込めて考えた名前。氷川に相談もなくY社長が商標登録を出願したのだから、独立したとはいえ、両者の溝は相当根深いはず」(芸能ライター)
もっとも、独立に関しては双方、円満であった体のコメントをホームページに載せている。
「事務所側は、親しい関係者に『金銭問題は片付いた』と話しているが、kiina問題は宙に浮いている。それが気になります」(同・ライター)
これ以上“キナ”臭い展開にならないといいのだがとweekly-jitsuwaは報じた。
編集者:いまトピ編集部