2024/5/12 11:10

『日曜劇場』目的が明らかに「ターニングポイントが掘り起こされる回だった」

テレビ

5月5日、日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)の第4話が放送された。主要人物が抱える過去だけでなく、明墨(長谷川博己)がアンチヒーローと化すターニングポイントが掘り起こされる放送回になった。

 本作品は「依頼人を無罪にする」をモットーにする弁護士・明墨を中心に進行するリーガルドラマである。検察の証拠を覆すためなら盗撮・盗聴、脅しまがいの手段をいとわない明墨。明墨は裁判での大立ち回りで世間の注目を集め、野放図極まりない明墨を不審に思っていた同僚の若手弁護士たちも徐々に魅了されていく。明墨には何かしらの策略があるようで、検察もその動向への警戒を強めるなか、第4話では連続婦女暴行事件の真相究明劇が始まった。

第4話のラストシーンでは、料亭で東京地方検察庁の検事正・伊達原(野村萬斎)と明墨が一騎打ち。伊達原は件の暴行事件にもかかわらず倉田を呼び出したうえで、明墨に屈しないようゲキを飛ばしており、志水の冤罪に関与していることが濃厚だ。伊達原と明墨の2人だけの面会。その目的は、闇を暴き続ける明墨への警告だろうが、明墨が屈するはずはないだろう。そうなると第5話で行われる連続婦女暴行事件の裁判は、千葉県警の不正を暴かれないよう検察も威信をかけて戦うはずだ。

 筆者は個人的に第5話では連続婦女暴行事件の行方ともに、明墨法律事務所のパラリーガル・白木(大島優子)の正体を知りたいと思っている。同事務所のメンバーだが、青山(林泰文)は明墨と旧知の仲、赤峰(北村匠海)は政治家が絡む冤罪事件の元担当弁護士、そして紫ノ宮は父が志水の冤罪に関わっており、それぞれが明墨と少なからず縁があるのだ。本作品公式サイトのメインビジュアルで、白木は明墨、赤峰、紫ノ宮、伊達原、検察官・緑川(木村佳乃)と同様の扱いで写っている。これは本作品における重要人物であることを示唆しているのだろう。

 事務所唯一の盛り上げ役である“元気印”白木に、一体どんな過去があるのか。『アンチヒーロー』の全貌を紐解くキーパーソンとしてその動向も楽しみに視聴したい。と日刊サイゾーは報じた。

『アンチヒーロー』明墨の目的が明らかに キーパーソンは経歴不明のパラリーガル白木か|日刊サイゾー 『アンチヒーロー』明墨の目的が明らかに キーパーソンは経歴不明のパラリーガル白木か|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部