2024/5/12 16:57

『日曜劇場』予測不能なストーリーが人気『VIVANT』超えか

バツ

日曜劇場の『アンチヒーロー』(TBS系)が、じわりじわりと視聴率を下げている。

予測不能なストーリーが人気となり、初回は世帯平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)でスタート。第2話は12.8%と記録を伸ばすことに成功し、一時は、昨年ヒットを飛ばした『VIVANT』を超えると騒がれた。

だが、第3話は10.4%、5月5日に放送された第4話は9.2%と一ケタ台まで下がった。


なぜ、ここまで視聴率が低下してしまったのか、キー局の編成担当が裏側を語る。

「長谷川博己が演じる主人公・明墨正樹は、自分の目的のためなら犯罪者も無罪にしてしまう弁護士。初回に登場した殺人事件の容疑者・緋山(岩田剛典)も、有耶無耶なまま殺人容疑から無罪放免となった。日曜劇場はシニア層の視聴者も多く、分かりやすい展開を望むので、〝犯罪者を無罪にする〟というよくわからない演出についていけない視聴者が続出。結果、ファン離れが起きた」

『アンチヒーロー』は予想外の展開に?

公開されたあらすじによると、第5話では、明墨が過去に関与した事件と、これまで弁護を担当した容疑者が点と点でつながることが判明。『VIVANT』を思わせるような壮大な伏線回収が行われるようで、SNSを中心にさまざまな考察が行われている。


そんな中で、注目を集めているのが、明墨と対峙する〝ラスボス〟が誰になるのかということだ。

現状では、明墨と過去に因縁があった野村萬斎演じる検事正・伊達原泰輔がラスボスだといわれているが、〝サプライズ〟があるとか。

TBSに出入りする制作会社スタッフが内情を明かす。

「岩田さん演じる緋山がラスボスとして再登場するようです。岩田さんは現在、NHKの朝ドラ『虎に翼』でモテモテの学生役を演じているが、それが一転、『アンチヒーロー』では凶悪な犯人役だったらインパクトがありますからね。TBSも、今後は岩田さんを中心に宣伝して、視聴率回復を目指すといいます。早ければ、次回の放送で少しだけ緋山の出番があるかもしれません」


最終回に向け、思ってもみなかった展開になりそうだと、週刊実話は報じた。

『アンチヒーロー』の“ラスボス”は野村萬斎ではなく…予想外の人物が再登場か『アンチヒーロー』の“ラスボス”は野村萬斎ではなく…予想外の人物が再登場か

編集者:いまトピ編集部