『人気シリーズドラマ』神回「高視聴率を獲得した」
Amazonあの古畑が帰ってくる。
フジテレビが、人気ドラマシリーズ『警部補・古畑任三郎』の第1話放送から30周年を記念して、24日から連続ドラマ3シリーズとスペシャルドラマ4本を放送する。同局平日午後の「ハッピーアワー」枠での放送となる。
『古畑任三郎』シリーズは、2021年に亡くなった俳優・田村正和が主人公・古畑任三郎を演じた人気ミステリードラマ。先に犯人を明かして、謎解きの経緯を楽しむという、いわゆる“倒叙型ミステリー”と呼ばれる手法を採用し、30年たった今でも「古畑みたいな作り」と例に出されるほどの有名ドラマだ。
また、田村が演じた古畑の独特なキャラクターも記憶に新しいところ。こちらも今でも数多くのタレントやお笑い芸人がモノマネをすることで語り継がれている、日本のドラマ史上に残る偉大なキャラクターとなっている。
今回は、そんなドラマ『警部補・古畑任三郎』の放送当時の世帯視聴率をランキング形式で振り返りたい。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
■1位「しばしのお別れ」34.4%
96年3月27日放送のスペシャル回で、ゲストは山口智子。スペシャルとはいえ、鈴木保奈美の第2シーズン最終回からわずか2週間後の放送という、異例のスケジュールとなった。『古畑』シリーズの中では王道的な“アリバイ崩し”回だが、華道家を演じた山口智子のスター性もあいまって高視聴率を獲得した。
放送開始当初は知名度が低く、今回のランキングは第2シーズン以降の作品が並んだが、第1シーズンにも第1話の中森明菜、4話の笑福亭鶴瓶、11話の桃井かおりを筆頭に名作がそろっている。むしろ純粋なミステリーとしての完成度は第1シーズンのほうが高いという『古畑』ファンも少なくない。
いずれにしろ、そのすべての回が再放送されるのだ。24日までに、録画用のハードディスクを新調しておかなくてはならない。と日刊サイゾーは報じた。
編集者:いまトピ編集部