2024/5/22 15:05

東京ディズニーランド、批判する声が噴出「もはや夢の国ではない」

ディズニーランドAmazon

東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンを前に、すでに大きな話題になっている。テレビ番組で特集を組んだり、テレビCMでイメージ映像を流していることで注目度が上がっているだけでなく、ファンタジースプリングス内の4つのアトラクションを短い待ち時間で楽しむためには最低でも約9万円必要という高すぎる価格設定も関心を集める理由となっている。

確実にアトラクションを楽しむためには、ファンタジースプリングスホテルに宿泊することが必要になってくる。さらに、新エリアすべてのアトラクションを短い待ち時間で利用する1日券「ファンタジースプリングス・マジック」は、同ホテルを含めた6つのディズニーホテル宿泊者だけが購入できることになっているため、新エリアは多額の出費を覚悟しなければ十分に堪能することが難しい。
 
東京ディズニーランドがオープンした1983年当初は1日券が3900円だった。それが現在では最高1万900円(繁忙期の価格)と、日本国内の経済や一般的な価格変動に比べて大幅に値上がりしており、特に直近10年間で4500円も高騰。昨年10月の価格改定で初めて1万円を超えた(繁忙期)ことから、「もう金持ちしか行けない」など、嘆く声がネット上にあふれた。
 
そんななかで、さらに新エリアでは“金持ち優遇”ともいえる待遇格差が設定されていることから、「もはや夢の国ではない」と批判する声が噴出する事態になっているのだと、Business Journalが報じている。

東京ディズニーシー・新エリア、短時間で乗るには一人9万円も必要と判明 | ビジネスジャーナル東京ディズニーシー・新エリア、短時間で乗るには一人9万円も必要と判明 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部