2024/5/29 13:44

【訃報】女性漫才コンビ、死去

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女性漫才コンビ「今いくよ・くるよ」で一斉を風靡した人気お笑い芸人の今くるよさんが5月27日、膵がんのため、大阪市内の病院で亡くなった。28日、所属の吉本興業が発表した。

吉本興業はホームページに「今くるよ 訃報のお知らせ」と題し、

「弊社所属 今くるよ(いま・くるよ、本名・酒井スエ子、さかい・すえこ、年齢非公表)が5月27日(月)、膵癌のため、大阪市内の病院で逝去しました。通夜は5月30日(木)19時、葬儀告別式は5月31日(金)13時、大阪市北区天神橋4‐6‐42の公益社 天神橋会館で執り行われる予定です。
京都市出身。1970年に今喜多代に弟子入りし、その後、高校時代の同級生で同じソフトボール部だった今いくよ(2015年5月に逝去)と「今いくよ・くるよ」を結成。細身で濃いめのメークとつけまつげがトレードマークのいくよと、ふくよかな体系に派手な衣装のくるよがお互いのルックスやファッションなどをネタに、体を張った軽妙な掛け合いで人気を集めました。1980年代の漫才ブームにのって一世を風靡し、その後も女性漫才師のパイオニアとして、劇場やテレビ番組、CM、映画など多方面で活躍しました。
後輩たちに舞台衣装の靴やスーツをプレゼントしたり、食事をごちそうしたりと、後輩思いの一面もあり、お腹をポンとたたくしぐさや、両手を顔の前で交互に前後し「どやさ」という言葉は、くるよを慕う後輩たちがこぞってマネをし、くるよの代名詞的なギャグになりました。
1981年「上方お笑い大賞」金賞、1982年「花王名人大賞」最優秀新人賞、1984年「上方漫才大賞」大賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。また、関西演芸界の発展と振興に貢献したとして、 2023年に今いくよ・くるよで「第26回上方演芸の殿堂入り」を受賞しました。
近年は、いくよが亡くなった後、ユニットを組んだこともある中川家ら後輩の活躍を楽しみに過ごし、2022年4月、なんばグランド花月で開催された吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」に出演したのが最後の舞台になりました。
皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
なお、自宅住所、喪主は非公表とさせていただきます。通夜・葬儀告別式への一般の方のご参列およびメディアの方の取材は固く辞退させていただきます。
お別れ会の予定は現在のところありません」

とのコメントを掲載している。

悲しみの声が相次ぐ
ネット上には

「驚きました。ただただ驚きました。アラフィフの私が小学生のころ、相方の今いくよさんとともに、元気いっぱいで大活躍なさっていたくるよさんを思い出しています。近年はだいぶお痩せになっていたので心配していましたが、、、。今ごろは、天国にいらっしゃるいくよさんに再会され、喜んでおられると思います。今まで、本当にありがとうございました。謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます」

「びっくりしました。 やすきよやツービート、紳竜、のりおよしお、ザ・ぼんちらとガチで張り合えたホンモノの漫才師だったと思います。 女を捨ててるとかじゃなくて、本当に面白い、人々を腹を抱えて笑わせる芸を磨いたら彼女たちのあのスタイルになったんだと思います。 まだ楽屋裏ピリピリとしていた時代でしたが、後輩芸人たちにも徹底して優しかったんだとか…きっと悲しんでいる人も沢山いると思いますよ… 久しぶりにいくよさんともゆっくりと話が出来ると良いですね… 謹んでご冥福をお祈りいたします」

「いくよさんが亡くなってからも、お一人であの笑顔でテレビに出ておられる姿を拝見していました。関西なのでやはり馴染みがあります。あのテンポよい話し方。そしてとてもチャーミング。 本当に最近の訃報を聞くと悲しいですね。 きっと向こうでもいくよさんと2人で漫才されるんだろうな。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」

「うわぁ。 キダ先生と言い、言葉が見つかりません。 現在五十代の関西人は紛れもなく、いくくるさんや多くの吉本、それから松竹をはじめとする上方芸人の影響を受けているはずです。また、大阪の昭和の星が消えました。人には寿命というものがあるのは分かっていますが、残念でなりません。ご冥福をお祈りします。空の上で、思いっきり相方と漫才を披露してください。合掌」

「おどろきました。 いくよくるよの漫才大好きでした。 天国で久しぶりに再会したら、また楽しい漫才でみなさんの魂を癒してあげてくださいね。 ほんとにほんとに楽しい時間を、家族団欒の時間をありがとうございました。心より感謝です。くるよさんのご冥福をお祈りいたします」

「最近お見かけしないなぁと思っていたら、お亡くなりになられたんですね。 子供の頃からテレビで見ていた方々が次々とお亡くなりになるので、とても寂しく思います」

といった驚きや悲しみの声が相次いでいると、エンタナビは報じた。

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編集者:いまトピ編集部