2024/5/31 18:53

『プロ野球界の珍事』となっていたことだろう…「ボク、走れませんよ」

野球

突然だが、プロ野球で「シーズン最多初回先頭打者本塁打記録」を持つのは誰だかご存じか。

1位=高橋由伸(巨人・2007年・9本)、2位=福本豊(阪急・1972年・8本)、次いで緒方孝市(広島・1999年)、西岡剛(ロッテ・2009年)といった盗塁王のタイトルを獲った快足自慢となっている。

いや、ちょっと待て。1位のあの人は2000年の「5個」が最多盗塁だ。なにゆえ1番を担うことが多かったのか。野球解説者・江川卓氏は5月29日、自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉で、内幕をこう説明した。

「誰も1番を打つ人がいなかったらしいんですよ。すごい4番バッターばかりがチームに集まった時があって、1番が由伸さんしかいなかったらしいんですよ。『ボク、走れませんよ』って…」

それでも1番打者に指名された2007年、この年の高橋の本塁打は35本で自己最多。

ちなみに本塁打王は横浜(現DeNA)の主砲・村田修一で、36本だった。1本差で逃した1番打者がキングに輝いていれば、プロ野球界の珍事となっていたことだろうと、アサ芸プラスが報じた。

「初回先頭打者ホームラン王」って誰だか知ってる? 足が速くないのに1番打者になった「特殊な事情」 | アサ芸プラス「初回先頭打者ホームラン王」って誰だか知ってる? 足が速くないのに1番打者になった「特殊な事情」 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部