【初公判】明らかになった関係...「日本で裁けないレベル」とんでもない

札幌ススキノのホテルで2023年7月、当時62歳の男性が首を切断され頭部を持ち去られるという猟奇殺人は、謎が謎を呼び世間は震え上がった。
逮捕・起訴されたのは、娘とその両親だった。そして6月4日、母親の田村浩子被告の初公判が札幌地裁で開かれたのだが…。
浩子被告は、娘の瑠奈被告が持ち去った男性の頭部を自宅に隠すことを容認した「死体遺棄ほう助罪」と、娘が頭部を損壊する様子を夫の修被告にビデオで撮影させた「死体損壊ほう助罪」に問われているが、この日、浩子被告は起訴内容を否認。無罪を主張した。
しかし、世間を事件当時以上に震え上がらせてしまったのが、検察側の冒頭陳述で明らかになった「歪すぎる親子関係」だったのだ。
両親は娘を「お嬢さん」と呼んで敬語で対応し、欲しがるものは全て買い与えていた。叱ったりも一切できなかったというが、そのせいで家の中は瑠奈被告のモノであふれかえり、浩子被告はわずかなスペースで生活し、修被告はネットカフェで過ごしていたのだ。両親はまるで娘の奴隷扱いで、修被告は母親を風俗に売り飛ばせと命令されたり、運転中に首を絞められたこともあったというから恐ろしい。
そして被害者男性との性行為で瑠奈被告が激怒した末に殺した、その「死体」の扱いに関する陳述は、まさに聞くに堪えない「戦慄」の内容だったのだ…。
ハリウッドのスプラッター映画でいえば、まるで「テキサス・チェーンソー」の世界が、実際にこの日本で行われていたのだ。このとんでもない内容には、「日本の司法で裁ける事件じゃない」との指摘まで出ているというが…。
瑠奈被告は中学時代から人体に興味があり、生首や目玉入りカクテルなどがある怪談バーに通っていたという陳述もあった。もしも、その嗜好が事件内容に繋がっているとしたら、たとえ今回の被害者が瑠奈被告を怒らせなかったとしても、同様の猟奇殺人が起こるのは時間の問題だったかもしれない…とアサ芸プラスは報じた。
編集者:いまトピ編集部