6月終了『大コケドラマ』を無理やり映画化「過去にない大爆死、大赤字」か
6月9日に最終回を迎えたドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)の映画化が決定。『劇場版ACMA:GAME 最後の鍵』とのタイトルで、10月25日に公開される。
同ドラマは、『週刊少年マガジン』にて連載された同名漫画が原作。間宮祥太朗が主演を務め、デスゲームとなる「アクマゲーム」を舞台に、裏切りや欲望が渦巻くストーリーがテンポよく展開された。
同ドラマの映画化について、実は日本テレビ内部では疑問の声が出ているという。
というのも、初回の世帯平均5.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を最高視聴率として、その後は3%台を推移。最終回は世帯2.9%、個人1.7%という大惨敗を喫している。
若年層がメインとなるコア視聴率も悪く、TVerでのお気に入り登録者数も最終回までで39万人と低迷した大コケドラマなのだ。
ではなぜ、無理やり映画化されるのか?
内情をスポーツ紙記者が明かした。
「間宮もコメントを出していますが、日テレはドラマ化が決定した時点で映画版の制作も決めていた。日テレは、映画化だけでなく関連会社を通じてゲームアプリの開発も考えていたようだ。かなり期待を込めて作られたドラマであることが分かるが、あまりの人気のなさにアプリの話は立ち消えになるかもしれない。日テレ内部でも、なんでこんなドラマに先行投資したのかと疑問視されている」
幸先悪い形でのスタートだが、すでに撮影の大部分は終了してしまっているのだとか。
「日テレは、経費削減しようと、ドラマと映画の撮影を同時期に開始。それが完全に裏目に出てしまいましたね。ドラマの最終回は映画版に続くような歯切れの悪い終わり方で、視聴した数少ないファンを失望させた。映画版は原作にないオリジナルストーリーになるといわれているので、原作ファンにそっぽを向かれる可能性もあります。このままだと、過去にない大爆死、大赤字となるかもしれません」(民放関係者)
日本テレビには、死力を尽くしておもしろい作品に仕上げてもらいたいところだと週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部