『ドラマ』平均視聴率12.2%も最終回にガッカリ、「多くの視聴者がNO」か
長谷川博己主演の日曜劇場ドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)の最終回が6月16日に放送されたが、予告通りに回収されなかった伏線について不満が広がっているという。
同ドラマは、被告が殺人犯でも無罪に持ち込み、12年前の「糸井一家殺害事件」で死刑判決を受けた受刑者と、その家族を救おうとする弁護士・明墨正樹(長谷川)を通じて、社会に「正義とは何か?」を問うリーガルドラマ。
最終回の平均世帯視聴率は12.2%。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、法廷という公正な場で、明墨と検事正・伊達原(野村萬斎)の直接対決が繰り広げられ、伊達原は、自らの過失を認める。明墨ら弁護側の再審請求が通り、「糸井一家殺害事件」の死刑囚・志水裕策(緒形直人)が釈放されるという大団円を迎えたとのこと。
これにドラマライターは
「6月9日に放送された予告映像では『伏線を全て回収する』という一文があったが、実際には回収をしそこねている事項がある。特に気になるのは、明墨法律事務所のパラリーガル・白木(大島優子)の意味深発言です」
と語る。
糸井一家殺人事件を解決するため、事件に関連する人物をスタッフとして採用する明墨だが、白木は採用された理由がわからなかったといい、第8話で、同僚から明墨法律事務所を選んだ理由を聞かれると、「きっともう、先生も忘れてるんじゃない?」と意味深な発言を残しているという。
「番組プロデューサーの飯田和孝氏は、インタビュー記事にて、伏線回収について《恐らくほぼ回収できたと思っています》と回答している。白木の件は“ほぼ”から漏れた事項になるでしょう。真犯人の正体はわからないままであることは、それ自体が目的ではないことから承知できるものの、『結末にスッキリしたか?』と言われれば、多くの視聴者がNOと答えるんじゃないですか。真剣に考察した分モヤモヤしますよね」(同・ライター)
さらに終盤のシーンでは、パラリーガルの青山(林泰文)の妻役として女優の山本未來が一瞬登場し、その胸に弁護士バッジがあったことから、続編が制作される可能性もあると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部