2024/6/24 13:52

三浦知良、開き直りか「走れるわけないじゃん」

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サッカー元日本代表FWのカズこと三浦知良が、6月23日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)にゲスト出演。57歳となった今も現役を続けることへの想いや、ポルトガルでの挑戦で培った“新鮮な体験”について語っているという。

2023年1月から1年4カ月にわたって、ポルトガル2部リーグ・UDオリヴェイレンセに横浜FCからの期限付き移籍で加入したカズ。筋肉系の負傷などに見舞われたこともあり、在籍中の出場はわずかに9試合でゴールはゼロという戦績に終わったが、このことについてカズは「思うような結果は出ませんでした。悔しさばかりでした」と話したとのこと。

同じく元日本代表の前園真聖氏と対談したカズは、日本とポルトガルでの自身の“扱いの差”について

「こちらではみんな、ボクに気を遣う。あちら(ポルトガル)では監督、コーチ陣、選手も忖度なし。ガチンコ勝負で遠慮も無し。それが刺激的で、精神的に若くいられた」

とも語ったという。

対等な関係性で切磋琢磨できたと振り返ったカズはその具体的なエピソードとして「監督は『ミウラ、もっと速く走るんだよ!』とか言ってくるし。走れるわけないじゃん」とコメント。忖度のなさを挙げつつ、還暦が近づく中での自身の限界について吐露してもいたが、加えて「日本ではそんなこと言ってくる人はいない。その環境に酔っちゃってました。“オレってカッコいいな”って」と笑いながら語った。

これにスポーツライターは

「57歳になっても現役選手としてキャリアを続けるカズの功績は、海外メディアからも取り上げられるほど注目のマトとなっています。ただ、国内での“忖度ムード”を認識したり、“もう速く走れるわけないじゃん”と認識しながら、現在も引退せずに日本でプロキャリアを続けていることには、サッカーファンの視聴者の間では微妙な反応がネット上に散見されていましたね。もちろん、彼の長きにわたる実績にはリスペクトの念を示しつつも、『もはや、チヤホヤする人ほど、逆にカズさんをプロのサッカー選手として見てはいない、扱っちゃいないのではないか』『日本では皆が遠慮していると気付いてるなら、潔く決断をしてください。ただの自己満足に見えてしまいますよ』との声がありました。カズにはカズの美学があり、それを真っ当しているのでしょうが、プロとしてお金をもらっている以上、年齢を言い訳にしたような『走れるわけないじゃん』との“開き直り発言”はややマイナスイメージになってしまったかもしれません」

と話していると「アサジョ」が報じている。

「走れるわけないじゃん」キングカズが漏らした“57歳での限界”発言に「潔く決断を」視聴者申し出! – アサジョ「走れるわけないじゃん」キングカズが漏らした“57歳での限界”発言に「潔く決断を」視聴者申し出! – アサジョ

編集者:いまトピ編集部