2024/6/25 18:39
藤井聡太を酷評「怒っている」
Amazon将棋の第9期叡王戦五番勝負第5局が6月20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、挑戦者の伊藤匠七段が勝利し、藤井聡太が「八冠」から陥落した。
藤井は2023年の第71期王座戦五番勝負を制し、前人未踏の八冠を達成後、254日間にわたって全タイトルを独占していたが、今回の敗北で叡王位を失い七冠に後退した形になる。
勝利した伊藤七段は、小学生時代から藤井のライバルだった。プロ入り後の直接対決では藤井に10連敗したこともあったが、ついに雪辱を果たした。
激闘を繰り広げた2人に、将棋ファンからは温かい拍手と声援が送られているが、そんな中、複数のメディアが藤井の失冠を「254日天下」と報じ、物議を醸している。
「百日天下」とは、フランス皇帝から退位したナポレオンが、パリに入り再び帝位についたが、ワーテルローの戦いに敗れてセントヘレナ島に流されるまで約100日間の天下だったことをいったもので、ごく短期間の政権の例えとして使われる。254日はそれよりもはるかに長いものの、あたかも短期間の八冠であるような物言いに、将棋ファンが怒っていると、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部