2024/6/28 15:28

『ドラマ』大赤字&大コケ「続編をやって大丈夫なのか」

人影

堺雅人の主演で昨年7月期に放送されたTBS系日曜劇場のドラマ『VIVANT』の続編企画が動き出したと報じられたが、不安要素もささやかれているようだという。

同ドラマは、自衛隊の秘密組織「別班」の乃木憂助(堺)を中心に、さまざまな立場の個性あふれるキャラクターと策謀が入り乱れる物語。多数の伏線が張り巡らされた“考察ドラマ”として社会現象級のヒットとなり、最終回は近年のドラマでは異例となる平均世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好成績を記録したとのこと。

未回収の伏線が多くあり、最終回の放送直後から続編を希望する声がネット上にあふれたが、どうやら実現に向けて制作チームが動き出した様子。

発売中の「女性セブン」(小学館)が「堺雅人 名作『VIVANT』シリーズ化へ」などと題して報じており、記事によるとすでに複数のキャストに続編制作の連絡があり、2026年の放送に向けて来年夏にクランクインする予定だといい、単なる続編ではなく、現段階では「3部作の構想がある」とされ、シリーズ化が計画されているようだという。

ネット上では「VIVANT続編、本当ならめちゃくちゃ嬉しい!」「あのクオリティで三部作とか楽しみすぎる」「公式発表前だけど、これは期待してしまうよね」などと歓喜の声が相次いでいるが、業界内では意外にも「VIVANTは大赤字だった」「続編をやって大丈夫なのか」といった指摘が。

通常のドラマは1話当たりの制作費が高くても3000万円~4000万円ほどだが、大規模な海外ロケを敢行した『VIVANT』は1話当たり1億円とされており、国内でのヒットだけで回収するのは難しく、海外展開として昨年12月からNetflixで世界配信された。

ところが、日本以外でNetflixのランキングに入ったのは台湾だけ。その台湾でもわずか1週で圏外に消え、海外では「ほぼ反響なし」という結果になっているようだ。不振の理由については「日本のドラマとしてはスケールが大きくても、海外ドラマと比べると普通」「ストーリーや謎解きが海外の人に分かりづらい」といった点がネット上で挙げられているという。

続編は前作以上の大規模な予算が投入される可能性があり、それを三部作でシリーズ化し、海外で再び大コケとなれば大惨事になってしまう恐れもあると「日刊サイゾー 」が報じている。

『VIVANT』続編「三部作でシリーズ化」報道…ファンの期待と「海外で大コケ」の不安要素|日刊サイゾー 『VIVANT』続編「三部作でシリーズ化」報道…ファンの期待と「海外で大コケ」の不安要素|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部