2024/7/3 14:37

『西武ライオンズ』ブッちぎり最下位…「全補強に失敗」

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初の3連勝はあったものの、6月を6勝15敗1分の借金9で終えた西武ライオンズ。5位オリックスに9.5ゲーム差をつけられて、ブッちぎりの最下位だ。後半戦に向けて、12球団最低2割3厘のチーム打率を上向かせないと、このまま最下位がほぼ確定となってしまう。

 FAで山川穂高に出て行かれたのはまだしも、打率2割5分9厘で、ともにチーム2位の15本塁打、50打点のマキノンをあっけなく放出。マキノンは「戻れたらと思ったが、金額面で折り合いがつかなかった」と吐露しており、年俸を出し渋ったことが窺える。

 西武からメジャーに挑戦し、日本球界復帰を模索していた秋山翔吾を広島カープに奪われたことも、現在の打撃低迷を招いた要因のひとつだろう。秋山は今季、ここまで打率2割7分4厘、2本塁打、15打点。切り込み隊長として、首位を走るチームの原動力となっている。西武関係者が嘆く。

「秋山は2022年6月に日本球界へ復帰しましたが、当時オファーを出したのは古巣の西武、ソフトバンク、広島の3球団でした。本人はのちに『アメリカから飛行に乗る瞬間まで95%ライオンズ』と語っていましたが、ネックになったのは契約年数です。西武が1年半だったのに対し、広島は2年半から3年を提示。そもそも年俸以前に、秋山の2000安打達成を最初から信じていないのですから、心変わりするのも当然でしょうね」

 ここでも渋かったわけだが、

「あの時、秋山を獲っていたら…」

 と、広島での活躍を聞くにつけ、西武ファンの恨み節は止まらない。西武が最下位に沈んでいるのは、現役を含むドラフト、外国人、トレードなど全ての補強に失敗し続けた結果といえるだろうとアサ芸プラスが報じた。

逃げられたツケは大きかった…西武ライオンズ最下位独走は「全補強に失敗」したから | アサ芸プラス逃げられたツケは大きかった…西武ライオンズ最下位独走は「全補強に失敗」したから | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部