異変『大型音楽番組』公開処刑状態...「歌が下手」レベルの違いを見せつけ、大荒れ
民放各局は、毎年恒例となっている夏の大型音楽番組を相次いで放送している。
フジテレビは、7月3日に『2024 FNS歌謡祭 夏』を3時間半の生放送。7月6日には、日本テレビが約8時間にわたり『THE MUSIC DAY 2024』を生放送した。
人気アーティストが一堂に会すとあって、幅広い世代から支持されているが、今年はいろいろと異変が起きてしまったという。民放各局の取材を担当する、芸能記者が裏側を明かす。
「フジも日テレもですが、旧ジャニーズタレントの扱いが酷くなりました。『FNS歌謡祭』でも『THE MUSIC DAY』でもK-POPグループの方が優遇され、いい時間帯に放送されていた印象。コラボ企画でも、旧ジャニーズのタレントは出演する回数こそ多かったものの、これまでのような忖度がなく、番組サイドと揉めたという話も聞こえてきました」
コラボ企画は、グループの垣根を越えた恒例のスペシャルライブ。『FNS歌謡祭』では、各アーティストが歌やダンスで共演し、普段は見られないパフォーマンスを披露した。
その中で、元King & Prince のメンバーで構成されるNumber_iが、Snow Manと同じタイミングで登場。両グループのパフォーマンス終了後、それぞれが拍手を送る姿を映したが、ファンから猛クレームを受けることになった。
『THE MUSIC DAY』でも、旧ジャニーズタレントを巡るイザコザが発生。Snow Man・渡辺翔太は、K-POPアイドルのTOMORROW X TOGETHERのHUENINGKAI(ヒュニンカイ)とともに優里の人気曲『ベテルギウス』を熱唱した。
渡辺はSnow Manイチの美声といわれているが、HUENINGKAIがレベルの違いを見せつけ、放送後にSNSが大荒れ。「渡辺の歌が下手」という書き込みが多く、Snow Manファンと激論を交わす事態となったのだった。
旧ジャニーズタレントが最優先だったはずの大型音楽番組だが、今年に入って大きく方向転換したと、民放キー局の編成担当が語る。
「これまでは旧ジャニのタレントに配慮し、“辞めジャニ”はもちろん、K-POPアイドルと出番が近くならないタイムテーブルを各局が作っていた。ところが、今年から特別扱いをやめ、それどころか、フジも日テレも公開処刑のような構成に。これは、良くも悪くも番組がSNSでバズることを優先して、わざと旧ジャニをイジる演出にしたから。STARTO社は演出に口を出さないので、今後もこういった旧ジャニイジりは続いていきそうです」
タレントの圧倒的な人気を武器に、民放各局にさまざまな圧力をかけてきたといわれる旧ジャニーズ。その被害を受けてきたスタッフたちの逆襲が始まったのかもしれないと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部