2024/7/14 20:04
衝撃「純利益99.9%減」業績悪化、約6億円の申告漏れも明らかに
1958年に新潟県燕三条で創業したアウトドアブランド「スノーピーク」。コロナ禍に始まったアウトドアブームを受けて、同業界の業績が全体的に好調の中で、スノーピークだけ苦境にあることが報じられています。
23年12月期連結決算は、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円。「純利益99.9%減」の衝撃は強くネット上で注目を集めました。
業績悪化の理由はさまざまに考察されていますが、ITメディアは「ライト層離れも要因の一つ」と指摘しています。「ファン層が多いと思われる直営店・自社ECの売り上げは横ばいだが、一般向けが落ち込んだ形だ」として、ライト層向けに「アパレルなど身近な商品で勝負する必要がある」とのこと。
そんな中、今年7月2日には申告漏れが明らかに。国内で計上すべき所得を海外に移したとして、20年12月期から22年12月期までに約6億円の申告漏れを関東信越国税局から指摘されていたことが報じられました。
そして、同9日、米投資ファンドのベインキャピタルが筆頭株主になったことに伴い、東京証券取引所プライム市場で上場廃止を迎えていますとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部