2024/7/17 15:15

大谷翔平、さほど歓声が上がらなかった

大谷翔平Amazon

日本時間の7月17日、MLBオールスター「ア・リーグ×ナ・リーグ」(グローブライフフィールド)は淡々と試合が進んでいたといい、NHK総合での生中継、解説者で元MLBプレーヤーの長谷川滋利氏が「みんな早打ちですね」と、少しガッカリしているかのようなコメントをしていたとのこと。

両リーグ2回の攻撃まで、場内はまったくと言っていいほど盛り上がらないままだったが、3回表、無死からナ・リーグのプロファー(パドレス)がライトへのヒット、マルテ(メッツ)が内野安打で出塁して、バッターは初回に四球を選んだ大谷翔平。カウント2―0からの3球目、真ん中低めのストレートを大谷が狙い撃ちしたかのようにバットを振り抜くと、打球は一気にライトスタンドへ。MLBオールスター初となる、日本人プレーヤーの〝さく越え〟第1号となったという。

「まさに場内がどよめいた後、静まり返りました。開催地がテキサスでア・リーグの本拠地だったためか、大谷の名前がコールされてもさほど歓声が上がらなかったことが印象的でしたが、あとから考えると、最大の敵としてのリスペクトだったんでしょう。3ラン後のどよめき、そして一気に静かに。つまり『やっぱり凄い』と、心の中で歓声を上げていた気がします」(野球記者)

また、大谷のホームランにMLBが確実に感謝しているはずだといい、この野球記者は

「一歩間違うと〝塩試合〟の様相を呈していました。打者が早めに振って内野ゴロの山…といったような。ところが、大谷のライトが動けない〝打った瞬間〟の一発で、選手全員の目が覚めましたね。途端にア・リーグが3点を返して追いつき、場内のボルテージが上がり、一気に名勝負の雰囲気が出てきました。MVPが獲れるかはわからなくなりましたが、試合が盛り上がったのは誰もが大谷のおかげと感じいることは間違いないでしょう」

と続けていたと「アサ芸プラス」が報じている。

塩試合を打ち砕いた!大谷の〝打った瞬間〟スーパー3ランにMLBオールスターが感謝 | アサ芸プラス塩試合を打ち砕いた!大谷の〝打った瞬間〟スーパー3ランにMLBオールスターが感謝 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部