2024/7/27 09:41

『ドラマ』涙が止まらない「芝居に泣かされた」

テレビ

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』にて26日、弁護士の杉田太郎(高橋克実)が、長岡空襲で家族を失っていたことが明かされた。Xでも思わず涙する人が続出するなど反響を呼んでいる。

寅子(伊藤)は、航一(岡田将生)の提案で、優未(竹澤咲子)を連れ、杉田が主催する麻雀大会の見学に訪れる。杉田は、寅子と並んだ優未を見るなり声をあげて泣き崩れ、寅子や優未は困惑。

杉田の弟・次郎(田口浩正)は、杉田が長岡空襲で一人娘と孫娘を失っており、優未に孫娘の面影が重なったのだろうと説明する。

長岡空襲は、新潟県長岡市で1945年8月1日の午後10時30分から翌2日午前0時10分の間に米軍によって行われた空襲。市民ら1,488人が犠牲となり、中心部の市街地の約8割が消失したとされる。

思いがけず明らかになった杉田の悲しい過去に、Xでは「杉田弁護士の号泣シーンで、もらい泣き。『嫌なやつ』と思っている人でも、人に言えない悲しみを秘めている」「杉田弁護士は戦争で家族が居なくなって拠り所が仕事だけになってしまったのね」「娘と孫娘を亡くしている杉田弁護士が、寅子と優未が並んでる姿を見ただけで号泣してしまう気持ち、痛いほど分かるなあ」「忖度親父かと思ってた杉田弁護士の過去に涙が止まらなくなりました」との声が。

演じる高橋自身も新潟県三条市出身で、思いが伝わるような熱演に「私の祖母はこの空襲を体験していて(父は生まれる前)=)、それはもう悲惨だったと言葉少なに言ってました。高橋克実さんの芝居に朝から泣かされて、情緒グチャグチャで仕事行きたくない~」という人もいた。としらべぇは報じた。

『虎に翼』で触れられた長岡空襲、1週間後は“あの日”も… 現実との交差に「涙が出て仕方ない」「情緒グチャグチャ」 – Sirabee『虎に翼』で触れられた長岡空襲、1週間後は“あの日”も… 現実との交差に「涙が出て仕方ない」「情緒グチャグチャ」 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部