2024/7/28 15:17

やす子に決定も『24時間テレビ』放送後に心配の声

泣く

8月31日~9月1日に日本テレビ系で放送される『24時間テレビ』の制作発表会見が7月16日に同局で行われ、お笑いタレント・やす子がチャリティーランナーを務めることが発表された。

「記者会見ではやす子さんが、2歳の時に両親が離婚し、母子家庭で育つも経済的に苦しく山口県の施設に移ることになったこと、自身も高校生の頃に児童養護施設でお世話になっていたことなどを初めて公表しました。やす子さんの“お世話になった児童養護施設へ恩返しがしたい”という思いは素晴らしいものですし、その点に関しては比較的好意的な意見も多いです。
今回のチャリティーマラソン自体がやす子さんありきの企画で、日テレサイドがその好感度を利用している印象はぬぐえませんが、今のところ日テレサイドのやす子さんにかけた戦略は功を奏していると言えるのではないでしょうか」(スポーツ紙の芸能担当記者)

番組放送前から早くも期待に違わぬ活躍を見せているやす子だが、その一方で業界内からは番組放送後の動向を危惧する声も出ているという。

大手芸能事務所のマネジャーは明かす。

「『24時間テレビ』のチャリティーマラソン企画ではこれまで数多くの人気若手芸人もランナーを務めてきましたが、正直な話、エド・はるみさんやブルゾンちえみさん、みやぞんさん、ガンバレルーヤのよしこさんなど番組出演以前に比べるとその活躍に陰りが見られたり、露出を減らすタレントも少なくないですからね。実際にスケジュールや体力面だけでなく、こうした前例を理由にオファーを断る芸人もいるようです」

チャリティーマラソン企画に関したこうした“現象”の背景を、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう分析する。
「やはり世間や視聴者に大きなインパクトを与えるぶん、タレントイメージとして『24時間テレビ』や『チャリティーマラソンランナー』といった印象が色濃く刻まれてしまう点は無視できないでしょう。タレントとしての知名度は間違いなくアップするでしょうけど、そもそも『チャリティーマラソンランナー』に選ばれている時点でそれなりの売れっ子なわけですし。
近年は番組に対する批判的な見方やアンチも多く、頑張って激走したからといって、ひと昔前のようにその努力が必ずしも今後の芸能活動にプラスに働くとは限りません。まして、日頃は『感動』よりも『笑い』を求められる芸人ならばなおさらです」

日テレにとっては救世主となりそうなやす子だが、「チャリティーマラソンランナー」の“負の遺産”に苦しまないことを祈るばかりであると日刊サイゾーは報じている。

好感度タレント・やす子、『24時間テレビ』の救世主に浮上も気になる放送後の活動|日刊サイゾー 好感度タレント・やす子、『24時間テレビ』の救世主に浮上も気になる放送後の活動|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部