「大量閉店ラッシュ」200店舗から現在はわずか66店舗...でも「期間限定味」がおいしい!
2020年8月、大阪・中崎町(現在、天神橋に移転)に1号店をオープンした「とろり天使のわらびもち」。1年10カ月で100店舗を達成、外食チェーンで日本最速記録を打ち立てました。
その後、一時は200店舗まで拡大したようですが、23年5月に「週刊文春」で店舗数激減が報じられます。日ごとに店舗が閉店し、昨年5月15日時点では146店舗だったとのこと。それから約1年はまさに閉店ラッシュで、24年7月現在の店舗数は66(うち5店は「休業中」)。
看板商品のわらびもちには、山菜のワラビの根の部分10kgからわずか70gしか採れないという貴重な「本わらび粉」を使用。想像以上のとろとろ食感がウリです。
人気商品は、アルバイトの女子高生が「とろとろすぎて、ストローで飲めちゃうのでは」と発想したことで誕生した「飲むわらびもち」。カップの底にわらびもちを入れたドリンクに、生クリームをトッピングした“映える”見た目と新食感から、1日最高500杯販売したとか。
23年11月にはミニオンとコラボした「飲むわらびもちバナナ」も期間限定で登場。カップにミニオンオリジナルデザインのシールがついて提供されました。
「飲めるわらびもち」ブームのきっかけとなった「とろり天使のわらびもち」。現在わずか66店舗のうちのひとつ、茅ヶ崎店へ行ってきました。
今回、初めて「とろり天使のわらびもち」で「飲むわらびもち」を実食して気がついたことは、この2点。
①ブームになるだけあって味はおいしい!
②模倣店が続出、もはや定番として定着した
現在、ネットで「飲むわらびもち」で検索すると同店のほかにもいろんな店がヒットします。コンビニでも一時は購入できたようですし、わざわざ「とろり天使のわらびもち」で飲まなくても満足できてしまいそう。その点、期間限定メニューは足を運ぶ理由になりそうだと思いました。
なお、店外横の路地で飲食をしていたところ、近隣住民の方に「ゴミは置いていかないでくださいね」とのお言葉をいただいてしまいました。店頭の椅子で座って楽しむべきだったと反省すると同時に、ブームだった頃はそこらでカップが放置されて問題になっていたんだろうなと、考えさせられた次第です。
個人的には、近くに行く用事があったらまた利用したいと思うほど満足度の高い一品。今後の新作にも注目です!とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部