『夏ドラマ』独走状態、視聴率11.8%「唯一の2ケタ」
2024年7月期のGP帯連続ドラマが続々とスタートし、初回の平均個人視聴率が出そろった。テレビ東京系を除く民放4局を対象に、ランキング形式で紹介する。
トップは嵐・二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系、日曜午後9時)。平均個人視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。
『ブラックペアン シーズン2』は平均世帯視聴率でも独走状態で、民放夏ドラマ唯一の2ケタとなる11.8%を記録。一方、昨年7月期の同枠『VIVANT』初回の個人7.4%には及ばなかった。
内容に関しては概ね好評のようだが、ネット上では前作で加藤綾子が演じた“治験コーディネーター”のポジションを、今作で田中みな実が演じている点が話題に。「カトパンのほうがよかった」「田中みな実もはまってる!」などの声が上がり、カトパン派とみな実派で意見が分かれているようだ。
2位は、松下奈緒主演『スカイキャッスル』で、平均個人視聴率は4.8%。世帯は8.5%だった。
韓国で18~19年に放送された人気ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』に日本リメイク版である同ドラマは、誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブ・浅見紗英を松下が演じる“ギラドロ・サスペンスミステリー”。
個人2.5%の同率で振るわなかったのは、『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系、火曜午後9時)と『ビリオン×スクール』(フジテレビ系、金曜午後9時)。今期はこの2作品のワースト争いとなりそうだ。
一方、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演『ビリオン×スクール』は、財閥系企業のCEOで天才発明家でもある加賀美零(山田)が、身分を隠して高校の担任教師となる学園コメディー。木南晴夏演じる零の秘書・芹沢一花と主人公の掛け合いが「夫婦漫才みたいで面白い!」と評判ながら、第3話では個人1.4%と爆死状態となってしまった。
なお、『ビリオン×スクール』主演の山田と、『南くんが恋人!?』に2番手で出演している八木は、2024年上半期の「ViVi国宝級イケメンランキング」のADULT部門とNOW部門でそれぞれ1位を獲得。いくら人気のイケメンが出演しているからといって、苦戦してしまうことはあるようだ。
このまま『ブラックペアン シーズン2』の独走状態となりそうな夏ドラマ。今後の推移に注目したい。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部