『主演ドラマ』体当たり演技、絶望的な状況でカオスも好評!「大変な名誉」「波がきている」
7月31日に放送されたドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)第5話の小池栄子による体当たり演技が話題になっている。
ドラマは新宿・歌舞伎町を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズなどの患者を通して、命の価値を訴える救急医療エンターテインメント。宮藤官九郎氏(以下、クドカン)による完全オリジナル脚本だ。
第5話では、政治家とホームレスの男性が同時に緊急搬送され、心停止に陥った。他の医師は、政治家の治療を優先しようとするが、元軍医・ヨウコ(小池)は、命は平等だとしてより緊急性の高いホームレスの蘇生を開始する。
馬乗りになって心臓マッサージしていると、そこにホームレスの息子が到着。ヨウコの様子を見て「なにしてるんです…? えっ…えっ騎乗位!?」と驚くが、すかさずヨウコの同僚・高峰(仲野太賀)が「心臓マッサージです!」とすかさずツッコミを入れた。
「院内にけたたましく鳴り響くパルスメーターの電子音、緊迫した表情で見つめる医師たち。ホームレスの男性が死の淵をさまよう緊急感のなか、突然ブッこまれた下ネタに視聴者一同が拍子抜け。この緩急こそが、まさにクドカン脚本の醍醐味といえます」(ドラマライター)
小池の体当たり演技は《マジで名シーン。シュールな絵面で、観てるほうも笑っていいのか泣いていいのか混乱する》《絶望的な状況でカオス。今週もすごいぞクドカン》と好評だった。
とはいえ、芸能人として安定した活躍を見せる小池が、今なぜこのような露骨な下ネタ演技に挑戦したのだろうか。「長らく脇役時代を過ごしてきた小池にとって、『コタツがない家』(日本テレビ系)に続く主演作は大変な名誉。本人的にも波がきている、いまが頑張り時だと思っているようで、出世作にしようと全力なんです。ましてや本作は、天下のクドカン脚本。女優としてステップアップし、盤石な地位を築くためには、ホームレスに馬乗りになって髪を振り乱そうがお安い御用のようです」(同)と、週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部