倒産ラッシュ、過去最多の54件を上回り…初の年間100件台に到達か
閉店ラッシュが報じられているラーメンチェーン「幸楽苑」。その閉鎖店舗を、家系ラーメンチェーン「町田商店」が譲渡したとのこと。幸楽苑の跡地に町田商店にオープンするケースも増加中とのことで、拡大中のチェーン「町田商店」本店へ行ってきました。
「帝国データバンク」によると、ラーメン店が倒産ラッシュを迎えているとのこと。2024年に発生した「ラーメン店」経営事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は、7月までに49件(昨年53件)。過去最多となった20年の54件を上回るペースで、この調子でいくと初の年間100件台に到達する可能性もあるといいます。
一方で、家系ラーメンチェーンの「町田商店」は、23年11月〜24年6月までの月単位の売り上げは「昨年同月比」を超える好調ぶり。急拡大中の「丸源ラーメン」や「ラーメン魁力屋」も存在感を高めています。
国内に147店舗を展開する家系ラーメンチェーン「町田商店」(2024年8月現在)。08年に1号店を東京都町田市でオープンしてから、22年に過去最高の経常利益を記録した、いま拡大中のチェーン店です。
3月中旬、ラーメン店チェーンの幸楽苑ホールディングスが運営する「幸楽苑」の21店舗を、町田商店を運営する株式会社ギフトホールディングスが承継することが明らかに。閉店ラッシュが報じられている幸楽苑ですが、その跡地に町田商店がオープンするケースがあり、ネット上でも「幸楽苑が町田商店になってる」との声が上がっています。
なお、株式会社ギフトホールディングスの22年10月期決算説明会では、フードコートへの出店を狙っていること、うまくいけば数百から500店を拡大できると説明。こちらも、フードコートに多数出店中の幸楽苑に取って代わるのか? 今後、どこまで店舗を増やすのか注目したいですとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部