国民的女優、イメージが急降下『CM』が嫌い「出てる商品も買いたくなくなる」嫌悪感
国民的女優として知られる広瀬すずが、なぜか急速に嫌われはじめている。
聞こえるのは、《広瀬すずの出てる商品も買いたくなくなる》《広瀬すずは好きだけど、三井のすずちゃんは嫌い》《三井のすずちゃんのCMが嫌い。広瀬すずさんに落ち度ありません》など、嫌悪感を示す声だ。
きっかけとなったのは、パリ五輪の開幕に合わせて放映開始した三井不動産のCM。「三井のすずちゃん」として企業のCMキャラクターを務めている広瀬は、五輪に合わせた特別篇CM「三井のすずちゃん オリパラ」篇に起用された。
動画が公開されたのは開幕前日で、内容は、得意とするバスケットボールの選手に扮した広瀬が、デジタルサイネージを飛び出して躍動。競技映像が、三井不動産が開発する施設に流れるという構成だ。
ナレーションでは、彼女が「 スポーツには、人の心を動かす力がある」「その感動は、やがて街を変えていく力になる」と飛躍した論理を展開している。
「三井不動産グループをめぐっては、東京都の幹部職員14人が天下りしていることを『しんぶん赤旗』や『週刊新潮』など、複数のメディアが報じている。同社は神宮外苑、築地市場跡地、晴海フラッグの再開発事業を主導しているため、政官財の癒着にあたり、行政が歪められていると疑われているのです」(都民ファーストの会に近いフリージャーナリスト)
実際、広瀬を「嫌い」とする理由に、都と三井不動産の関係を挙げる国民は多い。
《都と癒着してるやつに自慢されてもな》《出演タレントに罪はないが、頻繁に流れるCMを見る度に不快になり、恐ろしさも感じる》など、タレントイメージが急降下している状態だ。
「神宮外苑を巡る騒動で、三井不動産は『週刊新潮』報道翌日の7月5日に、リリースで声明を発表。開発意義やこれまでの経緯を説明しています。その中には《緑地計画においては、新たに樹木を植え、開発後のみどりの割合は約25%から約30%に》《地区内における樹高3m以上の高木本数は既存の1904本から1998本に増加する見込みであり、神宮外苑の豊かな自然環境の保全に努めます》と綴られています」(社会部記者)
また『週刊新潮』による「新ラグビー場の整備事業を破格の安値で落札」という報道も《当社としては著しい事実誤認であると考えています》と否定している。
「昨年10 月、神宮外苑の再開発を手掛ける事業者のひとつである伊藤忠商事の4施設に対し、環境活動家が落書きを行って書類送検された事件がありました。神宮外苑を巡る騒動はメディアで反対派の意見が大々的に報道されますが、三井不動産の声明を報じるメディアは極わずかです」(同・記者)
批判すべき対象と、本当に批判すべき対象なのかを見極める力が、より一層必要になってくるだろうと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部