芸能界追放の危機か「居場所がなくなる恐れ」
タレントのフワちゃんが、暴言騒動によって「芸能界追放」の危機に陥っている。大手スポンサーが「アウト」判定したことでテレビ業界に居場所がなくなる恐れがあり、業界内では「助け舟を出せるのはあの人しかいない」との声が強まっているようだ。
騒動の発端は、自衛隊出身の芸人・やす子がX(旧Twitter)に投稿した「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」というポストに対し、フワちゃんが4日深夜にそれを引用しながら「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と書き込んだこと。すぐに投稿は削除されたが、スクリーンショットが出回ったことで炎上騒ぎになり、フワちゃんが「言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました ご本人に直接謝ります」と謝罪する事態になった。
フワちゃんへの批判は収まらない状況だ。
騒動を受けて、Googleはフワちゃんが出演していたスマートフォン「Google Pixel」のCM動画をすべて非公開に。同社は「Googleは、他者を尊重しない行為に関しては厳格なポリシーを有しています。この度は該当するタレントを起用したGoogle Pixelで展開している広告・販促物などの掲載を停止いたしました」と厳しいコメントを発表しており、大手スポンサーのGoogleが「他者を尊重しない行為」と断じたことは業界に大きな衝撃を与えた。
5日深夜に放送予定だったニッポン放送のラジオ番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0』が休止となったが、これもスポンサーの意向だったとささやかれている。さらに、フワちゃんがレギュラー出演している日本テレビ系『行列のできる相談所』は、11日放送分からフワちゃんの出演シーンをカットする方向で調整していると報じられた。
Googleが「アウト」判定したことをきっかけに、早くもテレビ業界は「フワちゃん追放ムード」になっているようだ。
形勢逆転のためには、やす子に和解をアピールしてもらう必要があるが、先述したように彼女はフワちゃんの謝罪にすら触れないまま「今後は言及しません」と断言しており、この線はかなり望み薄だ。
絶望的な状況に思えるが、業界内では「有吉弘行ならフワちゃんを救えるのでは」「有吉に公開説教してもらうしかない」との声が上がっている。
同じ失言騒動としては、ナインティナインの岡村隆史が2020年にラジオ番組で女性の人権を軽視するような発言をしたことが大問題になり、相方の矢部浩之が番組内で厳しく「公開説教」したことで収束したというケースがある。騒動の鎮静化には、誰の目にも分かりやすい「公開説教で怒られて反省する姿」が必要なのだろう。
しかし、この状況でフワちゃんを公開説教できる人はかなり限られてくる。そんななかで、多くの番組でフワちゃんをかわいがり、遅刻癖をイジりながらも厳しく𠮟ってきた有吉が「唯一、公開説教できる人」として注目されているようだ。
このままでは芸能界追放もあり得る状況のフワちゃん。はたして、有吉は火中の栗を拾う覚悟で助け舟を出してくれるだろうか。と日刊サイゾーは報じた。
編集者:いまトピ編集部