『日本最大級チェーン店』人気の高さの理由は…7月24日から「季節限定メニュー」
カフェ業界全体が苦戦を強いられている中、売上高が二期連続の増収となっており、営業利益も二期連続で増益傾向。好調の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」で季節限定メニューが販売されている。
コメダ珈琲店は名古屋発祥のフルサービス型喫茶店。現在、1,004店舗(2024年2月末時点)を展開しており、ドリンクを注文するとローブパンまたはトーストが選べるモーニングサービスなどが人気です。
なお、帝国データバンクが今年1月に発表した、23年に発生した飲食店の倒産動向によるとカフェ(喫茶店)の倒産社数は過去最多の72件。コーヒー豆の価格高騰などが打撃となったといいます。
しかし、コメダ珈琲店の運営元であるコメダホールディングスは、売上高が二期連続の増収となっており、営業利益も二期連続で増益傾向。カフェ業界全体が苦戦を強いられている中、業績好調です。
コメダホールディングス公式サイトでも、「店舗数、売上高に関して日本最大級のフルサービス型喫茶店チェーン」と記載されています。
コメダは季節に応じた限定メニューを販売。現在の季節限定メニューは、7月24日から販売されている特別なシロノワール「ミルクノワール」です。
公式サイトによると、デニッシュパンに粉砂糖、ソフトクリーム、練乳がかかっているそうで、「ソフトクリームのすっきりした甘さと練乳のコクが織りなすミルキーな味わい」が楽しめるとのこと。コメダの名物デザート「シロノワール」に、粉砂糖と練乳がプラスされたメニューです。
今回、コメダ珈琲店に行ってみて感じたのは、デザートのクオリティの高さはもちろんのこと、店員さんの接客の良さです。
「ミルクノワール」とドリンクをオーダーしたところ、「選べるデザートセット」で100円お得になることをしっかり説明してくれ、さらに注文したメニューがすべて運ばれてきた後には、会計時に使う伝票が少し汚れていたという理由で新しい伝票を発行してくれるという気遣いまで……!
公式サイトに「お客様にとって、コメダのお店がまるでご自宅のリビングルームの延長線上のように元気や英気を養い誰もがくつろげる『街のリビングルーム』でありたいと願っています」とつづられていましたが、それを実現するべく社員教育を徹底しているのでしょう。
それにより、居心地の良さを感じたお客様がどんどんリピーターになっていき、さらには季節限定メニューで常に目新しさがあるため、飽きることがありません。こうしたことが不動の人気につながっているのかもしれません。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部