なにわ男子、発表
Amazon全国ツアー中の7人組グループ・なにわ男子が、11月から初の海外公演となるアジアツアーを行うと発表したという。
横浜公演の最終日となる8月13日、台北で11月30日と12月1日の2日連続公演を皮切りに、来年1月にソウル・香港とアジア3都市を回ると発表があったが、いくら人気アイドルとはいえ、最大の支持層である日本人が足を運びづらい海外公演は、集客面で苦戦する…と思いきや、なにわ男子の場合、むしろとんでもない事態が予想されているとのこと。
「なにわ男子の1番人気は道枝駿佑なのですが、彼はアジア圏でとんでもない人気を誇っているのです。韓国では彼の名前に『おかしくなりそう』という意味の『ミチゲッタ』をかけた『ミチゲッタ駿佑』という愛称があるほか、2022年の主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、日本の実写映画では異例となる韓国の観客動員数100万人を突破。さらに中国のSNS・微博(weibo)で今年1月に個人アカウントを開設し、更新ゼロにもかかわらずフォロワー162万人を誇っています。これは、グループのInstagramが193万フォロワーであることを踏まえれば、いかに人気か分かるでしょう」(エンタメ誌記者)
そしてこれに伴い、早くもマネーゲームの勃発が予想されているようで、男性アイドルウォッチャーは
「経済発展の著しい中国は、オタ活におけるマネーゲームが日本の比ではありません。日本の富豪オタクは物件所有や小さな会社を営んでいるくらいですが、中国の富豪オタクはひ孫の代まで遊んで暮らせるレベルの金持ちです。親が富豪の中国人ファンが転売チケットを言い値で買い取り、全公演最前列にいるなんてことがザラにありますからね。日本のファンは転売チケットを3桁万円で買ったら伝説レベルの武勇伝ですが、中国のファンはそのくらい普通にすぎません」
と語る。
昨年7月には、道枝の誕生日にニューヨークに広告を出すという、貴族の遊びのような“推し広告”が話題に。
「去年の道枝の誕生日、中国のファンが個人で、ニューヨークのタイムズスクエアで最も目立つモニターに広告を出しました。内容は道枝のスライドショーに誕生日祝いのメッセージを表示するだけなのですが、この広告に必要な掲載料は日本円で60万~250万円ほど。中国のファンは、これだけのお金を自己満足の誕生日広告に出せるほど富豪なのです。AKB48の系列グループでも、富豪をオタクにつけたメンバーは総選挙での順位が跳ね上がっていますし、とにかく中国の富豪オタクの財力は尋常ではありません」(アイドル文化研究家)
そのため、なにわ男子アジアツアーのチケット取引をめぐっては、《中国の道枝ファンに勝てる気がしない》《なにわの最前オタクは中国の大富豪に札束で殴られる》《中国富豪には勝てない》《取引のとき中国人の富豪道枝ファンとんでもない額提示してきそう》などと予想されているようで、
「人気グループが多いSTARTO ENTERTAINMENTのファンクラブは、言わずと知れた転売ヤーの餌食です。グループに興味のない高齢男性や犯罪グループが小遣い稼ぎのために何名義も加入し、高額転売して定期的に捕まっています。しかし、これらは高くても1枚数十万円ほどですから、なにわ男子のアジアツアーは転売ヤーにとって、小遣いどころか年収を稼ぐ場になるでしょう。そうなるとさらに相場も上がるので、日本円で4桁万円の取引もありえない話ではありません」(チケット取引に詳しい識者)
という。
今回のアジアツアーにはファンクラブ枠が存在せず、世界中のファンが抽選で買い求めることが決まっているが、長年支えてきた日本人のファンは、本物の富豪を前に多くが買い負けることになるかもしれないと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部