2024/8/15 09:55

『チェーン店』店舗数減少も『ランチ』評判「コスパ最強ランチ」

海鮮

まるで海の家に来たかかのような気分で、新鮮な魚介類を目の前に置かれた卓上コンロで焼いて食べられることでおなじみの海鮮居酒屋「磯丸水産」が、近年、店舗数を減らしていることをご存じでしょうか?

 一方で、SNS上を見ると、ランチメニューが「コスパ最強」「値段もボリュームも満足」などと評判のようです。

 「磯丸水産」は、1984年に東京・吉祥寺で創業した手羽先唐揚専門店「鳥良」から始まり、現在は「鳥良商店」「きづなずし」など15のブランドを持つSFPホールディングスが、関東・近畿地方を中心に運営しています。
 
 2009年2月、東京・吉祥寺に1号店がオープンすると、魚貝類を卓上コンロを使用して自分で焼き上げる「浜焼き」スタイルを都市部で安く楽しめることが人気を呼び、13年8月には近畿地方に進出。その後もどんどん店舗を拡大していき、15年9月期に100店舗を突破。SFPホールディングス全体の売上高は285億円、営業利益は30億円だった中、「磯丸水産」が155店舗まで増えた17年2月期には売上高359億円、営業利益は33億円にのぼりました。
 
 こうして、SFPホールディングスの主要事業となった「磯丸水産」ですが、開店当初は物珍しさで注目を集めたものの、次第に話題性も尽き、競合の海鮮系居酒屋と同様に客足が伸び悩むように。
 
 SFPホールディングス公式サイトで公開されている「2025年2月期 第1四半期決算補足資料」によると、24年5月期時点では98店舗まで減少しています。

そんな「磯丸水産」のランチ営業は、午前11時~午後5時まで。24時間営業の店だからこそできるであろう、長めの時間設定です。

ランチ時の提供メニューは、以下のセットメニューが中心となっています。
 
・「お刺身盛り合わせ定食」1,209円
・「まぐろ2種盛り定食」1,209円
・「ホッケ焼き定食」1,055円
・「サバの塩焼き定食」1,055円
・「厚切り甘塩鮭定食」1,055円
・「海鮮ミックスフライ定食」1,055円
・「大判アジフライ定食」1,055円
・「うなぎ蒲焼定食」2,188円
・「磯丸ちょい寿司セット」967円
・「選べる海鮮小丼ぶりとそばセット」1,209円
・「選べる海鮮小丼ぶりとうどんセット」1,209円

メニューの充実っぷりに驚きました。

筆者の中での「磯丸水産」は、24時間営業でわりとどこにでもあることから、海鮮系の居酒屋に行きたいけど、良さそうな店が見つからずに、困ったときに行く“最後の砦”的な立ち位置だったんですが、これからは、ガッツリ魚定食を食べたくなったときに行きたいお店に加わりました。

 「ランチは手軽に済ませたいから、1,200円出すのはちょっと……」という人も、夕食なら多少は敷居が下がるのでは? 居酒屋利用以外にも、定食屋として利用してみてはいかがでしょうか。とサイゾーウーマンは報じた。

【磯丸水産】店舗数減少も……1,209円の刺身定食が「さくら水産」超えでコスパ抜群!(2024/08/13 21:00)|サイゾーウーマン【磯丸水産】店舗数減少も……1,209円の刺身定食が「さくら水産」超えでコスパ抜群!(2024/08/13 21:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部