2024/8/16 19:29

『チェーン店』全社919店舗が、120店舗「閉店」も、最終損益3億9200万円の黒字に

びっくり

バラエティに富んだおかずから好きなものを1品ずつ選べる定食屋チェーン「まいどおおきに食堂」。店舗名は立地に合わせて「地名+食堂」となっており、懐かしさが感じられる店構えが特徴です。

「日刊SPA!」によれば、運営元の株式会社フジオフードグループ本社は創業以来、同店を含むさまざまな業態店を展開するマルチブランド戦略で規模を拡大し、コロナ禍直前の2019年12月期末時点で全社919店舗だったものの、コロナ禍の4年間で120店舗が閉鎖され、売上高も大幅に減少。SNS上でも閉店がたびたび話題になっていました。

しかし、フジオフードグループ本社が8月14日発表した2024年1〜6月期連結決算は、最終損益3億9200万円の黒字。前年同期は1億9200万円の赤字だったところ、大幅に改善しました。同社の予想では7900万円の黒字を見込んでいたそうですが、それを2億円も上回る、仰天の結果に。その背景には、不採算店舗の撤退や人件費削減、インバウンド(訪日外国人)の増加、季節ごとのフェア実施などがあるとされています。

 同社は「まいどおおきに食堂」のほかに、「神楽食堂 串家物語」「麺の庄 つるまる」なども運営。黒字に貢献したブランドは不明ですが、看板ブランド「まいどおおきに食堂」はどんなお店で、どんな味なのかを検証すべく、最寄りの店舗に行ってみました。

肝心の味ですが、ごくごく普通。特別おいしいわけではないけど、決してまずいわけでもありません。

 時々「凝った料理ではなく、普通のご飯が食べたい!」という気分になることがあると思うのですが、そんなときにピッタリです。特に普段自炊をしない人なら、家庭的な料理を食べたいときに重宝しそう。

だからこそ、普段から料理を作っていて「外食するなら普段とは違うものを食べたい!」という人には刺さらない可能性もあると感じました。手料理が恋しくなりがちな単身世帯が多いエリアに向いているお店かもしれませんとサイゾーウーマンは報じている。

120店閉店【まいどおおきに食堂】、仰天の“黒字”化! ランチを食べてわかった人気ぶりとは?(2024/08/16 13:00)|サイゾーウーマン120店閉店【まいどおおきに食堂】、仰天の“黒字”化! ランチを食べてわかった人気ぶりとは?(2024/08/16 13:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部