2024/8/26 19:37

インターネットミーム『チー牛』、元々の意味とかけ離れてきて話題に

幸せ

最近では、一部悪意のある女性が男性を蔑む言葉として使うことが多くなった「チー牛」という言葉。元々は2008年ごろに描かれた「チーズ牛丼を喰ってそうなちょっと陰キャな男性」という「自虐」的なイラストが発端だったのですが、2020年にゲームクリエイターの名越稔洋氏(当時セガ)の発言で一気にメジャーなネットミームとなりました。あれから4年「チー牛」を間違った方向で広めている人が多くなりましたが……。

元々は若干アレなオタク男性とか、陰キャ男性を指していたような気がします。名越稔洋氏の配信で、ぷよぷよのプレイヤーに対し「チーズ牛丼を喰ってそうな感じ」と発言したことで問題となり、「チー牛」という言葉が独り歩きし始めました。

元々は「チーズ牛丼を注文している男性」が、陰キャのテンプレートみたいな見た目だったことから「真面目そうな陰キャ」を表すスラングとして長年使われていましたが、ここ数年は悪意が振り切れたような状態で使われることが多くなっています。某インフルエンサー様がこのように書いていらっしゃいますが、実は多くの人は同じように曲解しているんです。

要するにルッキズム様的には「自分が苦手な男性」のことを思考停止状態で「チー牛」と呼んでいるだけのような気がします。そもそも本来の意味を捻じ曲げてまで、架空のチー牛を脳内で飼っちゃう意味が本当にわかりませんけれども。

筆者としては全く共感できませんし、実際に「チー牛の定義が迷走しすぎでしょ」「もはやチー牛とはなんなのか、空想の産物では」という声の方が大きくなってきています。本当に何を言わんやという感じではありますが、こんな正論を言ってしまうと「お前もチー牛だからな!」などと意味不明なことを言われそうで怖いです、と秒刊SUNDAYが報じている。

完全にインターネットミームと化した「チー牛」、元々の意味とかけ離れてきたと話題に | 秒刊SUNDAY完全にインターネットミームと化した「チー牛」、元々の意味とかけ離れてきたと話題に | 秒刊SUNDAY

編集者:いまトピ編集部