28日『ドラマ』その後が明らかに「あんなにはっきりと…」驚く声
28日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、桂場(松山ケンイチ)が、かつて寅子(伊藤沙莉)と穂高(小林薫)の会話を立ち聞きしていた場面の“その後”が明らかに。
寅子は、後輩の秋山(渡邉美穂)に、妊娠していることを打ち明けられる。この当時、裁判所で認められていたのは出産の前後6週間ずつの休業申請だけで、産休明けに新生児を抱えながら仕事を続けることは難しかった。
妊娠で裁判官としてのキャリアを諦めなければならない現状に苦悩する秋山に、寅子はかつての「地獄」を見た自分を思い出し、「居場所を守る」と約束する。
寅子は、育児期間の勤務時間短縮や、長期の育児休暇取得などの意見書を東京地裁の所長である桂場に提出。しかし「時期尚早だ」「(女性法曹が)食らいついてこなければそれまで」と突っぱねられ、「今、明らかに目の前にある問題を、次の世代にそのまま先送りにしていくのが苦しいんです」と訴える。
意見書を置いて寅子が立ち去ると、桂場はかつて、妊娠した寅子が倒れた際の穂高とのやり取りを思い出す。法曹としてのキャリアを諦めて家庭に入るように勧め、「次の世代がきっと活躍を…」と諭した穂高に、寅子は「私は、いま私の話をしているんです」と怒りをぶつけていた。
このやり取りを廊下で聞いていた桂場は、寅子が去った後、穂高に「今のはあんまりじゃないですか。だから私は時期尚早と言っていたんです。中途半端に投げ出すくらいならば、手を出されないほうがいい」と伝える。穂高から「君はさっきから何に怒っているんだね?」と聞かれると、「自分でもよく分かりません。ただ、先生だけは彼女を最後まで信じてあげるべきだったんじゃないですかね」と意見した。
Xでは、
「穂高先生がトラちゃんの妊娠を知った時、桂場と穂高先生のこんなやり取りがあったなんて…」
「あの時、桂場さんは穂高先生に意見してくれてたんだね」
「桂場さん、穂高先生に、先生は最後まで寅子を信じてあげるべきと意見していたのか」
「寅子が倒れた時、桂場さんは穂高先生にあんなにはっきりと怒りを持って抗議してたんだな」
と驚く声があがったと、しらべぇが報じた。
編集者:いまトピ編集部