2021年、141億円の大赤字から回復『チェーン店』パクリじゃなかった
しゃぶ菜は、しゃぶしゃぶとすき焼きが食べ放題のレストランチェーンで、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの傘下であるクリエイト・レストランツが運営。同社は野菜料理ブッフェ「はーべすと」やスイーツ専門店「デザート王国」なども運営しています。
同ホールディングスといえば、新型コロナウイルス感染拡大による影響で業績が圧迫され、2021年に連結最終損益が141億円の赤字となったことが話題に。しかし、22年以降は業績が回復しているようで、最近はしゃぶ菜の新店舗などを続々とオープンしています。
すかいらーくグループの「しゃぶ葉」と混同しがちですが、グーグルですら同じ様子。「しゃぶ菜」でググると、上位にしゃぶ葉の情報が出てきてしまいます。
また、しゃぶ葉が全国290店(6月30日時点)と店舗数で大きく上回っているため、筆者はてっきり「しゃぶ菜はしゃぶ葉のパクリ店」と認識していたのですが、調べてみると勘違いであったことが判明!
運営会社の公式サイトによると、しゃぶ葉の1号店が2007年5月にオープンしたのに対し、しゃぶ菜は同年1月時点で少なくとも3店舗は運営していたもよう。この情報が正しければ、しゃぶ菜が先行していたことになります。
「パクリって思ってごめん」としゃぶ菜に申し訳なさを感じつつ、店舗へ向かいます!
今回の食事で感じたことは、主に3つです。
(1)サービス内容は“ほぼしゃぶ葉”
(2)たれは3種類だけだが、薬味のラインアップが楽しい
(3)一番安いコースでも、薬味を変えれば飽き知らず
しゃぶ葉にしか行ったことがない筆者は、しゃぶ菜の薬味に大興奮! 個人的には期間限定の「牛骨塩レモンだし」と「パクチー&水菜+ごまだれ+ピーナッツ」の組み合わせが最高だったので、パクチー好きの方はぜひ「牛骨塩レモンだし」があるうちに行っていただきたいです。
また、店内のオペレーションや店員さんの接客も気持ちよく、マイナス面は見当りませんでした。むしろ、しゃぶ葉のように備え付けのタブレットから注文するよりも、客全員が自分のスマホからさくっと注文できるので、その点はしゃぶ菜のほうが便利に感じました。
しゃぶしゃぶの可能性を広げてくれたしゃぶ菜。しゃぶ葉との違いを比べてみるのも楽しいですよ!とサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部