『羽鳥慎一モーニングショー』やめてあげて…「私なら絶対に取材拒否」批判の声が殺到
8月29日の朝に鹿児島県に上陸した台風10号は大規模な停電をもたらし、同日午前8時の時点で、鹿児島県内では全体の約22%にあたる約22万5310戸が停電に見舞われる事態に。翌30日放送の「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)は、停電対策を取り上げたが、長嶋一茂のコメントが、番組批判の嵐を招くこととなったようだ。
番組では、停電で一夜を明かした住民たちの声を紹介。ある60代の男性は、アイスクリームを24個も買ってしまったことから、溶ける前にご飯代わりに食べたと明かし、これを受け一茂は「こんな時に不謹慎かもわかんないんだけど」と前置きしてハワイの停電事情を語り始めたという。
一茂によると、ハワイでは停電がしょっちゅう起きるようで、「冷蔵庫問題って、しょっちゅう聞かされるんだけど…。これね、さっきもちゃんと調べたんですけど、冷凍庫においては停電した後も開けなければ、半日から24時間はもつんですよ。ただし、『絶対、開けるな』って言われてるんですよね」とコメント。前述したアイスクリームをすべて食べきったというエピソードを持ち出し、「少なくとも、この24個のアイスクリームは次の日までは、開けなければ…」と、保存可能だったと指摘。「冷凍庫のものは開けなければ、ちゃんと食料としては備蓄になる」「ただし絶対に開けちゃダメ。1回でも」と強調していたとのこと。
すると、これに視聴者からは《あれ?さっき取材で開けてたよね》《オール電化の冷蔵庫を開けたのは誰だよ》と批判の声が殺到する事態に。
「一茂さんが『開けたらダメ』と話す30分ほど前に流れたのが29日夕方に取材したVTR。オール電化の自宅が停電したという鹿児島市内の住宅に入ると、住民の方は冷蔵庫を大きく開けて中を見せていました。『子供がどうしても牛乳が必要なので…』『果物とかダメにならなきゃいいな』と心配の声をあげていましたが、その時点でネット上では《開けたらアカン》《食材があっという間に傷むからやめてあげて》《人が増えれば室内温度も上がるし私なら絶対に取材拒否だわ》などと取材方法を非難するコメントが見られました。その後、一茂さんが停電時の対処法を力説したことで、無配慮な取材VTRがより際立つ形となってしまかったかもしれません」(メディア誌ライター)
災害取材ではいつも以上に気配りが求められるようだと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部