『番組』打ち切りのカウントダウンがスタートか「おまかせ!」できそうにない
〝トド発言〟により、謝罪に追い込まれた和田アキ子(74)。芸能界きってのご意見番も、時代の流れに抗えず。「アッコにおまかせ!」(TBS系)打ち切りのカウントダウンがスタート!
8月24日放送の「アッコにおまかせ!」で、五輪女子やり投げの金メダリスト、北口榛花(26)に対する〝トド発言〟を謝罪した和田アキ子。この日の放送では、共演者に終始敬語を使い、お口にチャックのご意見番。今回ばかりはゴッドねえちゃんも相当反省したようだった。
今回の舌禍事件について、業界歴40年を超えるベテラン放送作家の植竹公和氏(70)が物申す。
「北口選手は僕と故郷が同じで、以前から応援していただけに、こんな騒動に巻き込まれてしまい非常にショックですよ。でもね、番組制作の立場から言えば、和田さんばかりに責任を押しつけているけれど、制作者の責任もあると思う。だって、共演者はみんな気心の知れた人ばかりでついつい口が滑ってしまうのも無理はない。それと、和田さんにキツイことを言わせて場を盛り上げようという空気作りもしていたわけですから。それを見過ごしていた制作者の責任がないとは言えない」
とはいえ、何でも大目に見てもらえた昭和の芸能界で育ち、今の時代と価値観のズレが生じてきていることは否めない。和田の言動に対し、SNS界隈では批判する声が絶えない。
今年3月、ドジャース・大谷翔平(30)の結婚情報が飛び交った際、相手女性に関する報道に慎重さが求められる中、またしても同番組で「奥様は180センチぐらいあるんでしょ?」と、余計な一言を放ってしまい、局内はすったもんだの大騒ぎに発展したという。
在阪の芸能ジャーナリストは、こうした失言がいつの日か大事故を引き起こすと懸念する。
「今やテレビ局は、ネットの炎上に戦々恐々としています。今回のようなルッキズムに関する言動はもとより、パワハラ、セクハラはもってのほかで、スポンサーの降板も招きかねない。こんなご時世に忖度なしで一刀両断するご意見番キャラを成り立たせるのは難しい。このまま番組に出演を続けたら、ほんとに立ち直れないぐらいの大舌禍騒動を引き起こしてしまうのも時間の問題だと思います。その前に自分で決断されるのも賢明なことかと」
それでも前出・植竹氏はこう指摘する。
「まぁでも、番組終了に関しては、可能性は低いでしょうね。和田さんが所属するホリプロと手堅く付き合っておけば、他の人気タレントや俳優で番組も作れちゃいますから。それにしても、これまで〝背が高い〟とか〝男より男らしい〟とかでネタにされてきた和田さんがこんなことになるなんて皮肉ですよ」
コンプラ時代のテレビ番組は、アッコにはおまかせ!、できそうにない!とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部