抹消された「干されタレント」に1周回って同情の声「犯罪者じゃないのに」
やす子への舌禍で干されているフワちゃんに、1周回って同情の声が集まっている。
知っての通り、フワちゃんはXでやす子に対し、誹謗中傷の引用ポストを送ったことが問題となり、謝罪。CM・冠ラジオ番組の降板、ついには活動休止にまで発展した。
4月から世界を周遊し、語学を学びながら仕事の度に一時帰国するとの方針を示していたとはいえ、潮が引くように各所から干されている状況にある。
そんな渦中の9月7日には、ここ数年出演している特番『有吉の夏休み』(フジテレビ系)が放送されたのだが、状況を鑑みて、フジテレビはフワちゃんの登場部分を編集したことを事前に告知。番組公式サイトからも、出演者一同で撮影した記念写真から姿を消し、まるで元からいなかったかのような措置がとられた。
「10年以上放送されている番組ですが、今年はダラダラと間延びしたトークや、面白味のないやりとりも多く使われていました。フワちゃんの出演シーンをカットしたことにより、本来使うつもりのなかった場面も穴埋めのため、使用せざるを得なくなったことが明白です。他にも、不自然に左右が空いたシーンが多く見受けられ、徹底的にフワちゃんが映らないように編集していたことがうかがえます」(芸能ライター)
しかし、徹底的な排除ともいえるやり方は、視聴者の反発も招くことになる。
ソーシャルメディアには《発言一つでここまで存在しなかったことにされるフワちゃん。さすがに可哀想》《ここまでして痕跡消さなくてもいいのに》《犯罪者じゃないのに、ここまで頑張って消さないけんのかね》《素直に認めて謝罪して許してもらったにも関わらず、完全に葬った》といった声が噴出することに。
さすがにやりすぎではないかと、フワちゃんに同情が相次ぐ形となったのだ。
「近年、誹謗中傷は社会問題化しており、訴訟手続きが簡素化されるなど法整備も進んでいる。とはいえ、フワちゃんのやったことは犯罪ではない。まるで撮影後に逮捕者が出て、その場面を編集したかのごとく、ここまで徹底して痕跡を消すのはやりすぎと言われても仕方ありません」(バラエティー関係者)
広告収入が柱の地上波民放において、スポンサーの意向は絶対遵守することが求められる。 たとえ犯罪行為や法に触れる行いでなくとも、顧客たる視聴者が不愉快に思えば、スポンサーとしては「番組からフワを消せ」とお願いすることは造作もないのだ。
しかし、ここまでフワちゃんを追い詰めた世論は、やや暴走気味であるとも言える。
「フワちゃんとやす子は8月6日に直接面会し、フワちゃんが正式に謝罪したことが明らかになっています。やす子も10日に自身のXで、《言及しないと言ったんですがフワちゃんさんのことめちゃめちゃ許してます! もう終わりましょう!!》と投稿し、和解を公言しています。当人が不問とした以上、これ以上フワちゃんを責めるのはやす子の意志にも反する」(芸能ジャーナリスト)
不倫問題然り、当事者間で納得して結論が出たのなら、外野にとやかく言う権利はない。まだまだ尾を引く今回の騒動は、一体いつまで続くのかと週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部