2024/9/11 14:17

2週間で終了、開発費『100億円超』か…歴史的失敗

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月23日に新作ゲームタイトル「CONCORD(コンコード)」をリリース。その2週間後の9月6日にサービスが終了となり、驚きが広まっている。同タイトルはSIEが昨年4月に買収した米ゲームスタジオ・Firewalk Studiosが手がけたもので、開発期間は8年におよび、総開発費用は100億円以上に上るという見方も出ている。同タイトルはリリース直後からユーザ数の少なさが一部で取り沙汰されていたが、なぜSIEにとっては歴史的失敗ともいえる短期間でのサービス終了となったのか。

CONCORDはオンライン対戦型FPS・TPSで「ヒーローシューターゲーム」といわれるジャンルに位置する。銀河の荒くれ者「フリーガンナー」の16キャラクターのなかから仲間を集めてチームを編成し、敵と戦っていくという対戦型シューティングゲーム。7月19日~22日にはオープンベータが公開され無料でプレイできる期間が設けられたが、そのときからゲーム配信プラットフォーム「Steam」上でのプレイヤー数(同時接続数)の少なさがが指摘されていた。8月23日にはPlayStation 5とSteam向けに発売されたが(日本での販売価格:4480円)、同時接続数は数百程度と低迷。9月4日にはSIEから同月6日にサービスを中止すると発表された。購入者には全額返金されると、ビジネスジャーナルが報じています。

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編集者:いまトピ編集部