『Snow Man』集中起用でドラマも映画も大コケ
Amazonジャニー喜多川氏による元所属タレントへの性加害補償問題は、いまだ全面解決の見通しが立っていない。
そんな中、STARTO ENTERTAINMENTの人気グループであるSnow Manが今期のドラマ界を席巻。 テレビ局関係者は「テレビ界と旧ジャニーズ事務所の蜜月関係は全く変わっていない」と嘆く。
9人組のSnow Manはファンクラブ会員数が140万人超え。7月31日発売の最新シングル『BREAKOUT/君は僕のもの』は初週106.7万枚と、CDが売れない現代にミリオンセラーを記録した。
この勢いに乗ったのが民放各局のドラマだった。
「7月期のドラマは、阿部亮平(30)が『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室』(日本テレビ系)、向井康二(30)が『マウンテンドクター』(フジテレビ系)、目黒蓮(27)が『海のはじまり』(同)、渡辺翔太(31)が『青島くんはいじわる』(テレビ朝日系)と“Snow Man祭り”です」(芸能ライター)
ところが、Snow Manのメンバーが出演しているドラマは、いずれも視聴率5%前後で苦戦。この傾向は映画界でも同じだという。
「彼らの人気にあやかって、ラウール(21)の主演映画『赤羽骨子のボディガード』が8月に公開されましたが、公開2週目でトップ10圏外になってしまいました」(同)
映画もドラマもSnow Manの起用が裏目に出ているわけだが、民放各局は彼らをまだ使い続けるつもりのようだ。
「テレビマンには、いまだに旧ジャニーズタレントを使えば、視聴率が取れるという安易な考えが残っている。現場の一部からは『まだ演技力不足で共演者の足を引っ張っている』との指摘も出ているが…」( テレビ局関係者)
また、「別の理由もある」と話すのは大手プロダクションのマネージャーだ。
「ジャニーさんの性加害問題をきっかけに、各テレビ局は旧ジャニーズ事務所との関係を見直しました。後継者の藤島ジュリー景子前社長も表向き経営から退きましたが、まだ隠然たる力を持っている。ジュリー氏のイチ押しがSnow Man。どの局もジュリー氏に忖度しているんですよ」
民放各局は旧ジャニーズ事務所と心中するつもりなのか、と週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部