2023年8月末「一斉に閉店」全19店舗すべてが消滅...一方で「拡大中」ますます人気の気配
2023年8月末、首都圏のJR東日本の主要駅構内で営業していたジューススタンド「HONEY’S BAR(ハニーズバー)」が一斉に閉店。22年10月時点で全19店舗あったものの、それらすべてが消滅しました。
同店のはじまりとされるのが、京阪電気鉄道の子会社が2000年から運営する「ジューサーバー」だとか。3年後には大阪から首都圏に進出し、それが「ハニーズバー」に変わったそう。
ジューサーバーとハニーズバーは、全盛期に合わせて50店舗以上を展開。しかし「ハニーズバー」は絶滅、「ジューサーバー」もわずか3店(24年9月時点)となっています。
一方、昨今勢力を伸ばしているのが、生搾りオレンジジュースの自販機です。
シンガポールで2016年に創業し、同国では約950台が稼働しているというIJOOZ。現在、世界34カ国で展開しており、日本には23年4月に上陸しました。
公式SNSによると、国内では関東、関西、東海の290カ所に設置。国内販売数は累計100万杯を達成したそうで、マーケティング専門紙「日経MJ」が発表している「ヒット商品番付」にも昨年、「IJOOZ」がノミネートされていました。
そんなIJOOZの特徴はこちら。
・オレンジまるまる4個を生搾り
・農薬、水、砂糖、添加物は一切不使用
・280mlで350円とお手頃価格
ちなみに、日本での生搾りオレンジジュース自販機は、「Feed ME Orange(フィード・ミー・オレンジ)」が先行。
イギリスの「ME Group International plc」の日本法人「ME Group Japan」が21年7月にサービスを開始し、日本では420台以上が稼働しているようです。
ただ、Feed ME Orangeは1杯500~600円(設置場所によって異なる)とあって、1杯350円のIJOOZの人気がますます高まりそうな気配も…。
今回、筆者がIJOOZに感じた魅力は、主に次の3つ。
(1)酸味よりも甘さが強く、飲みやすい!
(2)350円でコスパ良し!
(3)無農薬で子どもにも安心して与えられる
さらに、普段は工藤静香やローラのようなオーガニック系芸能人に憧れを抱きつつも、まったく実践していない意識低い系の筆者ですが、IJOOZを飲んでいる間だけは「体に良いものを取り込んでるわ~」と静香気分を味わうことができました。
そして、この価格高騰の最中、350円でこのクオリティーのジュースが飲めるとは感動。無農薬オレンジを4個買うより安いかもしれません。
ただ、視覚的なエンタメ性を求めるのであれば、オレンジを絞る工程が楽しめるFeed ME Orangeがおすすめです。
なお、IJOOZは国内1,000台を目指して拡大中とのこと。新しい設置場所は公式SNSでも随時紹介されているので、気になる人はチェックしてみては?とサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部