『チェーン店』一時は店舗減少も「人気が再燃」国内1000店突破!利益は約54.7億円から約69.2億円にアップ
「ミスタードーナツ」はドーナツを主力とするアメリカ合衆国発祥のファーストフードチェーン。運営元は株式会社ダスキンで、現在1016店舗(2024年3月末現在/国内のみ)を展開しています。
ダスキンの2024年3月期の決算によると、ミスタードーナツなどのフードセグメントは約584.4億円で、前期の約488.8億円から19.6%増加。本業である訪販セグメントは前期比で0.9%の減少でした。ただし、セグメント利益も前期の約54.7億円から約69.2億円にアップしています。
ミスタードーナツは、一時は売り上げ減で店舗数を減らしましたが、新型コロナウイルス禍に伴う持ち帰り需要で人気が再燃。24年3月期には5年ぶりに店舗数1000店超えとなりましたが、その秘訣はキッチンを持たない小型店だといいます。
香港に進出!
ミスタードーナツの香港1号店を10月26日に開業すると発表したダスキン。24年内に香港にもう1店舗を出し、27年4月までには計9店舗の出店を計画しているとのこと。これまで東南アジアや台湾に出店していて、今後さらにアジアで事業展開を進めると伝えられています。
店舗に訪れて気づいたミスタードーナツの魅力は、店内ショーケースに並んださまざまなドーナツがもたらすワクワク感です。
いろんなドーナツが並んでいると、どれにしようか迷ってしまうことはもちろん、「家族や友人へのお土産にしたら喜んでくれそう」と思わされ、ついついテイクアウトしたくなります。新型コロナウイルス禍に伴う持ち帰り需要で人気が再燃したのも納得です。
加えて、近年は既存メニューをアップデートした「白いポン・デ・いちごみるく」のような期間限定メニューのほか、ポケモンや祇園辻利などとのコラボメニューも積極的に販売するなど、話題性のあるメニュー展開に力を入れています。このように、いつお店に行ってもお客さんが飽きないような工夫をしていることも影響しているかもしれませんとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部