27日をもって『番組』退任へ「気さくで明るい人柄」14年半の働き
9月27日をもって、陣内貴美子が「news every.」(日本テレビ系)のメインキャスターから退く。
「最近の若い人にとっては、気象予報士の木原実さんとそらジローに『木原さん、そらジロー』と呼びかける人といった程度の認識しかないかもしれませんが、もともとはバドミントン選手」(テレビ関係者)
1992年バルセロナ五輪に日本代表として出場し、現役引退後はバドミントンの普及に努めるかたわら「プロ野球ニュース」(フジテレビ系)のキャスター・リポーターを担当。「news every.」には2010年4月から14年半にわたり、出演してきた。ラジオファンには「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ)のアシスタントとして、長らく親しまれた。
気さくで明るい人柄。もちろんスポーツ界の第一線で活躍してきた経験を生かし、「news every.」では様々な競技の現場を取材、オリンピックなどの大会で歓喜したり、あるいは涙する選手に寄り添ってきた。
「とはいえ、最近は本当に、木原さんとそらジローに呼びかける役割しか与えられてこなかった。今年3月からは元プロ野球選手の斎藤佑樹がサブキャスターに就任するなど、『news every.』は着々と新しい『顔』を模索している感が窺えました。とはいえ、やはり硬派なニュース番組に女性がいる役割は大きい。次の女性メインキャスター候補を探しているようなのです」(前出・テレビ関係者)
その試金石となっているのが、夜の「news zero」だという。例えば、今年5月に現役を引退した元空手家で東京五輪メダリストの清水希容が、7月から「news zero」の木曜パートナーとして3カ月、出演している。試合では鬼気迫る形相で演舞をしていますが、一方でその美貌は目を見張るものがあった。
「10月から木曜日のパートナーとして、プロフリークライマーで東京五輪銅メダリストの野口啓代が出演します。局内でのこうしたサプライズ起用は、実はきちんとした意味があります。いずれその成果が『news every.』にも還元されるのでは」(放送担当記者)
かつては藤井貴彦アナ、また現在は森圭介アナなどの隣で常に安心感をもたらす「every.の母」だった陣内。まずは14年半の働きをねぎらいたいとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部