『最終回』視聴率はいまひとつだったが…「かなりの良作だった」続編を希望する声
小池栄子と仲野太賀がW主演しているドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)が9月11日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は前話の5.9%から1.0ポイントアップの6.9%だった
ルミナウイルス(架空の細菌)の蔓延で、混沌とした日々が続いた日本。今話では、沈静化したものの第二波を警戒するヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)や高峰享(仲野)ら「聖まごころ病院」のスタッフの姿が描かれた。
緊急事態宣言は解除され、歌舞伎町では路上飲みが復活し、これまでの鬱憤を晴らすかのように、浮かれ騒ぐ者たち。そんな中、「聖まごころ病院」の隣のビルのクラブで、床が崩落する大事故が起きてしまう。その中には、ルミナウイルスに感染している人もいた。
ヨウコが医師免許のないまま治療をしていた時期があったことを週刊誌に暴かれてしまう…。
視聴者の感想としては「性サービス店の個室を病室にするという発想には、目から鱗でした」「このドラマ、日本が抱える問題をはっきり描いている。最終回、見ごたえがあった」「パトカーに乗る前のヨウコ先生。手錠を掛けられた両腕を頭上に突き上げるシーンがカッコよすぎた」「ヨウコが連行される時、異母姉の高峰はずき(平岩紙)が名前を呼び掛け、ヨウコが『姉ちゃん』と答えたシーンに感動した」など、深く心に残るものがあったようだ。
「ラストで、エンディングを提供しているサザンオールスターズが登場し『恋のブギウギナイト』を主要キャストとともに歌っているシーンが話題になりました。今作が扱っているテーマは、貧困やDV、子供への虐待、イジメなど重たいものでしたが、脚本を手掛けた宮藤官九郎ならではの笑いあり涙ありの良作だったと思います」(テレビ誌ライター)
視聴率はいまひとつ伸び悩んだが、続編を希望する声は少なくない。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部