2024/9/28 18:00

『ディズニー作品』興行的に低迷し…日本での興収も12.5億円の寂しい数字

バズ・ライトイヤーAmazon

「無限の彼方へ 、さあ行くぞ!」

ピクサー制作のCGアニメ『トイ・ストーリー』シリーズの人気キャラ、バズ・ライトイヤーの決め台詞です。9月27日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、壮大な宇宙を舞台にしたSFアニメ『バズ・ライトイヤー』(2022年)を放映します。本編ノーカットの地上波初放映です。

先週放映された『トイ・ストーリー3』(2010年)では、アンディ少年は大学へ進学しました。アンディのかつてお気に入りだったのが、アクション人形のバズ・ライトイヤーです。そのバズ・ライトイヤーがおもちゃとして販売されるきっかけとなったのが、SF映画『バズ・ライトイヤー』だという設定です。少年時代のアンディは、この映画に夢中になって、バズを買い求めたわけです。

ラスボスであるザーグの正体も含め、かなり凝った内容のSFアニメです。しかし、興収的には奮いませんでした。その原因のひとつに、メインキャラクターの1人を同性愛者という設定にしたことが挙げられています。同性同士による軽いキスシーンがあるのですが、イスラム圏では上映禁止となり、中国ではキスシーンのカットを求めたところ、配給のディズニーが拒否したことから、中国でも上映なしとなりました。

ディズニーとしては性や人種の多様性を認めた、開かれた企業のイメージをアピールしたかったのでしょうが、そうしたジェンダーフリーの流れに反発心を感じる「ジェンダー・バックラッシュ」もあり、上映された国々でも興行的には伸び悩む結果となりました。日本での興収も12.5億円という、ピクサーアニメとしては寂しい数字となったと、日刊サイゾー が報じている。

『バズ・ライトイヤー』興行的に低迷し、『SHOGUN』で巻き返し図るディズニー|日刊サイゾー 『バズ・ライトイヤー』興行的に低迷し、『SHOGUN』で巻き返し図るディズニー|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部