電撃引退か「ああ見えて、繊細」
もはやチーム再建のお荷物か。中日・中田翔の現役引退が現実味を帯びてきている。まずはスポーツ紙遊軍記者の話を聞こう。
「中日は今後、チーム立て直しのため新監督探しに奔走することになりますが、誰が就任しても、もうかつてのような、中田の出番はないと思われます。出場機会を求めて巨人を出て中日入りしましたが、結局、来季は1軍でプレーできる保証はありません」
昨オフに2年総額6億円(推定)で中日と契約。チームの中心打者として立浪和義監督の期待を一身に集めたが、故障などの影響で出場はわずか62試合にとどまり、打率2割1分7厘、4本塁打、21打点に甘んじている状況だ。現在は2軍暮らしで、9月20日のオリックス戦には「6番・一塁」で先発出場し、2打数無安打1四球。これまで1軍昇格にふさわしい成績は残していない。
チームの現状を考えれば来季以降を見据えて、将来有望な若手を率先して起用するのが常道。前出の遊軍記者も、
「今さら中田を1軍に上げたからといって、チームに大きなメリットは生じないと思います」
ただし、中田の人気は全国区。営業面でのプラスは期待できる。地元放送関係者が言うには、
「甲子園のスターだったし、選手としての実績もある。試合に出るか出ないかで、放送の盛り上がり方は違います。できれば試合に出続けてほしい選手であることは間違いありません」
その存在感の大きさに期待を寄せるのだが、低迷続きのチーム状況を考慮すれば、そんな悠長なことはいっていられない。
「中田はああ見えて、繊細な部分がある。高給をもらっても、針のむしろに座るような状況に耐えられるかどうか。もう1年、契約が残っているからといって、漫然としていられるほど図太くないですからね」(前出・遊軍記者)
今オフの動向から目が離せなくなりそうだとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部