『ドラマ』出演に波紋…熱烈アプローチがあった可能性
9月29日放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に、伊藤健太郎が若武者役で出演し、波紋を広げている。
夜が更け、みなが寝静まったころ。主人公のまひろ(のちの紫式部/吉高由里子)が「源氏の物語」を執筆していると、いきなり藤壺のどこかで女御の悲鳴があがった。
驚いたまひろはすぐさま御簾から飛び出すと、うずくまって怯える2人の女御を発見。「いかがした?」と駆け寄ると、女御は「男どもが急に…。刀で脅かされました」とし、盗賊に着ていた衣を剝がされたと説明する。
一方、盗賊たちは走って逃亡していたが、パトロールしていた武者2人に出くわすと、盗んだ衣を捨てて逃亡。武者の1人が顔を覆っていた頭巾をめくると、それは伊藤が演じる双寿丸だった…という流れだ。
「伊藤といえば、2020年に乗用車を運転中、バイクと衝突事故を起こしました。バイクに乗っていた男女2人が負傷しましたが、そのまま走り去ったとして道路交通法違反などの容疑で逮捕。その後、被害者と示談が成立し、ひき逃げは嫌疑不十分で不起訴処分になったものの、出演が決まっていたドラマなどをすべて降板。多額の違約金を支払うハメになりました。俳優活動は2021年6月に再開しているのですが、なかなか起用されず、実質的な活動休止状態となっていました」(芸能ライター)
そんな伊藤は、今回が大河ドラマ初出演。しかも、オリジナルキャラクターとあって、視聴者からは「なぜ起用したのか?」「禊は済んだのか?」などと疑問の声があがっている。
「そこまでして伊藤を起用する理由は、『光る君へ』の制作スタッフが、2017年放送のドラマ『アシガール』(NHK)と同じだからでしょう。『アシガール』で伊藤は、主演の黒島結菜が演じるヒロインの相手役である若君役を熱演。これがハマりにハマったとして、伊藤にとって名刺代わりになるような作品となった。スタッフからの信頼も厚いため、どうにか伊藤を大河で起用できないかと考えたのでしょう。不起訴となったことで起用する分には問題はありませんからね」(同)
事故から逃亡した伊藤が、逃亡する盗賊を追う役を演じるとは、なんとも皮肉な役柄である。と、週刊実話webは報じた。
編集者:いまトピ編集部