2024/10/5 11:20

『極悪女王』トップに躍り出た、『地面師たち』抜いて「注目度高まる」

極悪女王Amazon

ヒールレスラーとして一世を風靡したダンプ松本の半生にスポットを当てたNetflixのオリジナルドラマ『極悪女王』が話題となっている。

 ダンプの生き様とともに、当時絶大な人気を集めた長与千種とライオネス飛鳥による人気タッグチーム、クラッシュ・ギャルズなど1980年代の全日本女子プロレス(全女)の内幕を描いた同作は、9月19日に配信がスタート。同じく話題作となっていたオリジナルドラマ『地面師たち』を抜いて、Netflixの「今日のTV番組TOP10(日本)」でトップに躍り出た。

 もっとも、作品が公開されるまでの間には紆余曲折もあったようだ。

「スーパーバイザーを務める長与さんの指導のもと、ゆりやんをはじめとするレスラーのキャスト陣は撮影に向けて2年近くもの間、女子プロレス団体『Marvelous』の道場に“入門”してプロレスを基礎から学びました。その結果、劇中ではほぼノースタントで臨場感あふれる試合シーンの再現に成功しているわけですが、22年10月にはゆりやんの負傷で撮影が一時ストップしたことが明らかに。当初予定されていた、クラッシュ・ギャルズの40周年にあわせた昨年から少し遅れての配信となりました」(映画担当記者)

 昨年10月に開催され、『極悪女王』で長与役を唐田、飛鳥役を剛力が演じることも発表された『CRUSH GALS 40TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE- THE TOP-』では、久々に揃い踏みを果たしたクラッシュ・ギャルズの2人。

 とはいえ、現在の作品を取り巻く盛り上がりを見るに、配信の多少の遅れはほとんど影響がなかったといってもよさそうだ。

 そんな『極悪女王』は、1988年2月にダンプの引退試合として行われたダンプ・大森ゆかり組vsクラッシュ・ギャルズのタッグマッチがクライマックスになっている。

クラッシュ・ギャルズに関しては99年、飛鳥は長与が旗揚げした団体「GAEA JAPAN」のマットに登場し、翌00年5月、同団体の5周年興行で「クラッシュ2000」として復活し、往年のファンを歓喜させた。そして、05年4月3日、神奈川・横浜文化体育館(現・横浜BUNTAI)で行われたファイナルマッチ&ライオネス飛鳥の引退試合により、「クラッシュ2000」を永久封印することとなる。

今回の『極悪女王』のヒットを受けて、ダンプとともにその注目度が高まる中、プロレス界に新たな旋風を巻き起こしてほしいものだ。と日刊サイゾーは報じた。

人気沸騰中『極悪女王』で主人公の“敵役”だったクラッシュ・ギャルズの気になるその後|日刊サイゾー 人気沸騰中『極悪女王』で主人公の“敵役”だったクラッシュ・ギャルズの気になるその後|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部