2024/10/5 20:24

『業務スーパー』食品にカビ混入…金属異物の混入が認められ自主回収をすると発表されたばかり

男性

格安の価格で美味しい“神お菓子”だと人気だった業務スーパーの「ココナッツブラウニー」。一部商品にカビの発生が確認されたとして先月27日、自主回収が発表されたが、先月12日には「イタリアンビスケット(ヘーゼルナッツ&ココア)」の一部商品において金属異物の混入が認められ自主回収をすると発表されたばかりだった。口の中を負傷した人も発生していた。業務スーパーの食品では昨年1年間だけで計29件の自主回収が発生しており、食品の安全管理に問題があるとの指摘もなされている。

 今回自主回収が発表されたのは、1箱(5個入)で213円(税込)の「ココナッツブラウニー」で、賞味期限が2024年12月19日、25年3月5日のもの。すでに全国の店舗に7万3111箱が出荷されており、店舗から消費者への販売数量は不明。運営元の神戸物産は購入者に対し、店舗での回収、もしくは同社お客様相談室への送付を呼びかけている(返品した人には商品代金相当分のQUOカードを送付)。食品のカビにまつわる事故としては今年、小林製薬の紅麹原料を含むサプリメントで、青カビがつくる有毒物質「プベルル酸」が原因で健康被害が生じていたことが判明。摂取後に腎臓の病気を発症する人や死亡者がいたと発表されている。業務スーパーの「ココナッツブラウニー」を食べた人の間で健康被害が出ているという情報は現時点ではない。

 実践女子大学名誉教授で薬学博士の西島基弘氏はいう。

「カビについては消費者が考えるほどの病原性はありません。アスペルギルス・フラバス等が産生するアフラトキシン(種実類についていることが多い)が肝臓毒・肝がんの原因物質ですが、1度や2度食べただけでは発症しません。今問題となっている紅麹のプベルル酸ですが、どの程度摂取すると発病するのかは、わかっていません」



また、昨年の1年間では計29件の自主回収が発生している。そのため、今回の発表を受けてSNS上では以下のような声が相次いでいる。

<業スーの商品ってよくリコールしてるイメージ>

<さすがにこうも続くと業スの商品ヤバいのかなって思っちゃう>

<安かろう悪かろう>

<定期的にやらかす業スー>

<業務スーパーってこういうニュース多い>

<有り得ないものが有り得ない値段で売られている>

<近所にあってたまーに行くけど有名商品のパッケージ丸パクリ商品とか、中国産野菜の大パックとか、ちょっと日本の常識から外れてる>

と、ビジネスジャーナルは報じた。

業務スーパー、食品にカビ混入…積極出店の一方で「自主回収が多発」の危うさ | ビジネスジャーナル業務スーパー、食品にカビ混入…積極出店の一方で「自主回収が多発」の危うさ | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部