松本人志、12日に間に合わず
Amazonやはり、間に合わなかったか。
12日に生放送されるコント日本一決定戦『キングオブコント』(TBS系)の審査員が6日に発表された。
続投となったのは、東京03・飯塚悟志、ロバート・秋山竜次、バイきんぐ・小峠英二、かまいたち・山内健司の4人。昨年まではこのメンバーにダウンタウン・松本人志を加えた5人体制だったが、今年は松本の名前はなし。同大会で2014年に優勝を果たしているシソンヌ・じろうが座ることになった。
これで09年優勝の東京03、11年優勝のロバート、15年優勝のバイきんぐ、17年優勝のかまいたちと、審査員の5人全員が『キングオブコント』優勝経験者となった。
松本は昨年末の週刊誌報道をきっかけに、今年1月から芸能活動を休止中。一部マスコミでは週刊誌側と松本との“雪解け”も報じられていたが、『キングオブコント』には間に合わなかったようだ。
シソンヌ・じろうは21年に動画配信サイト「Hulu」が開催した「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」で劇作家の本谷有希子や映画監督の沖田修一とともに審査員を務めているが、お笑いの賞レースで審査員を務めるのは初となる。吉本興業の所属だが、おぎやはぎやシティボーイズといった東京コントから影響を受けており、毎年30公演にも及ぶ単独ライブを開催していることでも知られている。昨年は1万2,000人を動員したといい、お笑い界では広く尊敬を集めるコント師だ。ラジオ『シソンヌの“ばばあの罠”』(RKBラジオ)ではお笑いの審査に消極的な発言も見られていたが、その実績から白羽の矢が立ったということだろう。
今年の『キングオブコント』ファイナルに進んでいるのは、cacao、ダンビラムーチョ、シティホテル3号室、コットン、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディの10組。cacaoとダンビラムーチョ、シティホテル3号室が初出場となる一方、5度目のファイナルとなったラブレターズは11年に戦ったロバート、14年に戦ったシソンヌと、実際に本戦で敗れた2組に審査されることになった。
また、昨年の『キングオブコント』では審査員の後方に女性客ばかりが座っていたことから「なぜ観客が若い女性ばかりなのか」「審査員が男性ばかりなのはジェンダーバランスを欠いているのではないか」といった議論が巻き起こったこともあり、今年はスタジオセットも大きくリニューアルされる可能性もある。
新たにじろうという審査員を迎える今年のコント日本一決定戦は、新鮮な景色が見られるかもしれない、と日刊サイゾーが報じている。
編集者:いまトピ編集部