『映画』興行収入50億円超え「わずか45日間で51億円を突破」
最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、10月4~6日)で、米映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(10月4日公開)が初登場1位を獲得した。
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は上映開始から3日間で観客動員12万7000人、興行収入1億9800万円をあげて1位発進。なお、今年の全国週末興行成績ランキングで実写の洋画が首位に立つのは、『マッドマックス フュリオサ』(5月31日公開)が初登場1位を獲得した6月3日発表の同ランキング以来である。
今回、2位となったのは満島ひかり主演作『ラストマイル』(8月23日公開)。巨大ショッピングサイトの関東センターが扱う荷物が次々に爆発するという連続爆破事件の行方を描いたサスペンスストーリーを展開。7週目の週末3日間で動員9万8600人、興収1億4900万円を記録。上映開始から45日間での累計興収は51億円を突破した。
ちなみに、今年公開された実写の邦画で興収50億円を上回っているのは、間宮祥太朗が主演する『変な家』(3月15日公開)と山崎賢人が主演する『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の2作。『ラストマイル』は、まず『変な家』の累計興収56億円超えを狙い、10月6日時点で累計興収78.9億円まで成績を伸ばしている『キングダム 大将軍の帰還』に追いつきたいところか。
『ラストマイル』に関しては、10月4~31日の期間限定だが、脚本の野木亜紀子氏と塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーによるオーディオコメンタリー上映も実施。いわゆる副音声で、無料スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を利用するとイヤフォンで聞くことができ、作品ファンのリピート率も上がりそうだ。
そんな『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』は上映開始から3日間で動員9万7700人、興収1億5600万円をマーク。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は累計興収27億円を超えており、『真生版』と併せれば29億円を突破した。
そのほか、今回のランキングではBTS・ジョングクのドキュメンタリー映画『JUNG KOOK: I AM STILL』が4位、King&Prince・永瀬廉などが声優起用されているアニメ映画『ふれる。』が5位に初登場(いずれも10月4日公開)。
後者は人気アニメ映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(13)の制作陣が再結集した作品で、初日から3日間の動員は6万9000人、興収は1億300万円と伝えられている。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部