別格の存在『ベテラン芸人』に惚れ込む理由
「お笑いの方で役者っていったら、この人はトップ中のトップだと思いますけど…」
テレビプロデューサー・佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」に、脚本家の三谷幸喜氏が出演。「役者として伸びると思うお笑い芸人ベスト5」を発表する中、「番外編」としてダウンタウン・浜田雅功の名前を別格として挙げるなどしたトークが実に味わい深い。
三谷氏は同チャンネルの9月21日更新回で、バラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で、浜田が、指示を受け突然キレるといった企画を観て、「断トツで上手だった。一瞬で切り替える、豹変する瞬間ってもの凄い方で、この人は本当にお芝居が上手なんだなと思って…」「何でも合うんですよ。たとえば、浜田さんの『寅さん』見てみたいじゃないですか」と語った。
これに、佐久間氏も「あ~、見てみたいです!」と賛同していたが、寅さんといえば、もちろん「男はつらいよ」映画シリーズの主人公。かつて毎年のようにお正月に新作が公開されていたが、車寅次郎を演じる俳優・渥美清さんが1996年8月に他界され、95年で終了となった(以降、97年、2019年に特別編は公開)。
動画の視聴者からも、「浜ちゃんの寅さん、しっくりくるな~」「お正月映画といえば浜ちゃん…なんていう時代が来るんですかね~」との声がみられた。
ただ、同動画で三谷氏はこうも口にしていた。
「ドラマのキャスティングで、何度となく浜田さんの名前出したんですけど、なかなか実現しない。お忙しい方なんで…」
ちなみに三谷氏の脚本作品に浜田が出演したのは、1996年4月期のドラマ「竜馬におまかせ!」(日テレ系)。浜田は主役の坂本竜馬を演じた。それ以来のタッグは、はたして今後実現するかどうか…。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部