『ミスタードーナツ』V字回復を遂げたが、お得メニュー廃止されていた
人気ドーナツチェーンの「ミスタードーナツ」(以下、ミスド)。この記事では、メインのドーナツと共に昔から愛されてきた飲茶メニューの実食レビューを紹介します!
もともと強かったテイクアウト需要がコロナ禍でさらに高まったのか、20年3月期からは売り上げが回復。24年3月期は、前期の約488.8億円から19.6%増加し、584.4億円を記録。営業利益は前期54.7億円から、約69.2億円にまで伸びました。
店舗数も、24年3月時点で1,016店と、3年で50店舗増やすなど、見事にV字回復を遂げています。
そんなミスドですが、たびたびメイン商品のドーナツを値上げしており、この3年以内でも、22年3月と11月、そして今年7月の3回行ってきました。小麦粉など原材料の価格高騰や物流費の上昇が理由だそうです。
ミスドといえば、ドーナツだけでなく飲茶メニューも人気が高いイメージですが、先日Xで“ミスドで汁そばを食べる人はすごい”といった内容のポストがバズっているのを目にしました。
「汁そば」といえば、昔からある飲茶メニューの看板商品で、透き通ったスープにつるっとした細麺と刻みネギを合わせたシンプルな一品。おそらく、投稿主は“ドーナツ屋に来てまで、なぜ具なしの麺を食べるのか”という趣旨で投稿したのでしょうが、リプライや引用欄には「これが一番おいしい」「スープまで飲み干せる」「妊娠中これしか食べられなかった」などと反論の声が多数寄せられていました。
ここ数年、まったくお店に行っていなかった私は、あまりの絶賛ぶりを見て久しぶりに食べたくなり、いざお店へ。
そしてレジでふと気がついたんですが、以前ランチタイムに提供していた「ミスドゴハンセット」がない!
「汁そば」を含むメイン1品、140円以下のドーナツ1個、ドリンクが570円で味わえるお得なメニューで、22年10頃までは販売されていたようですが、現在は廃止された様子。
「エンゼルフレンチ」176円と一緒に注文する満々だったのでショックを受けつつもそのまま会計を終えると、合計796円でした。
当時の「汁そば」は単品341円で今は374円。ドーナツも値上がりしているとはいえ、だいぶ高くなったと衝撃を受けました。
現在は、「汁そば」と並んで昔から人気の「四川担々麺」605円のほか、「台湾ゴハン祭り」と題して、3月下旬までの期間限定で「台湾風ルーロー麺」「台湾風豆乳野菜麺」「台湾風鶏サンラータン麺」(各693円)が展開されており、麺メニューが充実しているので、次に店を訪れた際は、汁そば以外にもチャレンジしてみたいところです。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部